「実践 スタンフォード式 デザイン思考 世界一クリエイティブな問題解決」を読みました
この本には何が書かれているか?
- 問題解決の方法のための「デザイン思考」を紹介
- 「ユーザー体験」でみるべきところは優れたUXではなく、それを使う「人々のニーズを正しく理解する」ということ
デザイン思考はマインドセット
デザイン思考とは人々が持つ本当の問題を解決するための考え方です。
デザイン思考は「人」に注目します。「人」こそがサービスや製品、あるいはシステムのあり方・つくり方に影響を与える、非常に重要な要素です。
デザイン思考のプロセスに大切な要素は「共感」です。「このプロダクトを使う人々を正しく理解する」ことからはじめます。
デザイン思考のプロセス
デザイン思考のプロセつは以下になります。
- 共感(Empathize) : 問題を見つけるための情報を集める
- 定義(Define) : 解くべき問題を決める
- アイデア(Ideate): ブレインストーミングを通じ解決方法を探す
- プロトタイプ(Prototype): アイデアを検証できる試作品をつくる
- テスト(Test): ユーザーテストを通じて評価をする
この5つのプロセスを行ったり来たりながらやっていきます。
まず問題定義をし、そこから共感のプロセスから始めます。共感とは、関係しながら人々のインタビューをして情報を集めます。
ツールキットで実際にやってみる!
この本のいいところは筆者によるツールキットで上記のプロセスを実際にやってみるというところです。チャレンジすることを決めて、1人で、もしくは数人でツールキットのシートを考えながら書いていくだけで、デザイン思考の考え方が身につきます。これはとっても良いです!
この本はとても読みやすく、デザイン思考を理解する一歩にはおすすめです。ぜひ手に取ってみてください!
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