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生まれてから疲れたことがない
「疲れた」と言わないようにしている。
理由は、プロレスラー棚橋弘至の名言「生まれてから疲れたことがない」に感化されたからだ。
別に私はプロレスファンではないのだけど、この言葉はなんだか心に響いた。
以前、記事にもしたことがあるが、私は「お疲れ様でした」と言われるのがどうにも苦手だ。
それに対する返答として「ありがとう。でも大丈夫。俺は疲れていないから」は、個人的に100点満点の返しだと思っている。
若干の「面倒くさい奴」感が出るかもしれないが、もし同僚や仲間にこんなこと言うヤツがいたら、正直、かなり頼りにできるだろう。
最近、筋トレやウォーキングも始めているが、肉体的な強さだけでなく、メンタルの部分もマッチョになっていく思考法が、総合的なアンチエイジングに必要だと感じている。
その入口として「疲れた」と言わない習慣は、ちょうど良い実践法だろう。
今年の5月から始めたので、気づけばもう約五ヶ月、私は「疲れた〜」と言っていないことになる。
もっとも、無意識に出てしまった可能性はある。
ただし、それは本意ではないからノーカウントにしてほしい。
特に、彼女の甥っ子たちと遊んだ帰り道なんかは、つい思わず「疲れた!」と言いそうになり、そのたびに言葉を飲み込んでいる。
子育てはマジで大変そうだ。食事の面倒を見たりするだけでも、相当な神経を使う。
もし子育て中の人が「大丈夫。疲れてませんよ!」なんて言ってたら、その人は本物の ”パーフェクトソルジャー” だろう。
ぜひ小一時間ほどお茶でもしながら、彼らの生活習慣を聞いてみたいものだ。
話を戻すが、「疲れた」っていう言葉は、実はひとつの区切りとしても使われている。
その言葉をきっかけに、周囲の人が気を利かせて「そろそろ休憩にしましょうか」と一段落つけてくれることも多い。
でも、私の場合はその「疲れた」が使えないので、代わりの言葉が必要だ。
色々考えてみたが、今のところ一番良さそうなのは「ヨシッ!」だ。
周りに「ここで一旦区切りですよ」と知らせたい時には、「ぃヨォ〜シ!」と少し大げさに発することにしている。
そういえば、世の中のオジサンたちって、よく「ヨシ!」って言ってる気がする。
その理由が今、なんとなく分かる気がする。
私も、ポジティブオジさんを目指して頑張ろうと思う。
ヨシ!
完
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