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テリーに願いを

「好きこそものの上手なれ」という言葉は、まさに自分の経験にぴったり当てはまると感じることが多い。
若いころから自然と得意だったこと、好きで続けてきたことは、やはり今でも自分の得意分野になっている。好きだからこそ、楽しんで努力できるし、知らず知らずのうちに工夫して、上達も早くなる。

しかし、大人になってから苦手なことに挑戦してみても、やはりなかなか上手くならない。
例えば最近、流行に乗ってFPSに手を出してみたが、結局人並みにすら到達していない。スプラトゥーン3をたまに起動しても、1キル1デスを繰り返し、勝負の肝をよくわからないまま勝ったり負けたりしている。

このままでは時間の無駄と感じ攻略動画を見て研究しても、実際にプレイするとまた同じような結果に終わる。まれにキルがデスを上回ることもあるが、それも自分の成長というよりは、相手や味方の動き次第で偶然そうなっただけだと感じている。

どうして上手くならないのか考えてみると、やはり「FPSやTPSがあまり好きではない」という根本的な理由にたどり着く。何事も上手くなるためには、まずその物事を「好きになる」ことが最優先だと感じている。好きになれば自然と熱心に取り組み、上達も早くなる。人と繋がることでその楽しさを共有し、より深く好きになれるのかもしれない。ただ、年々他人とコミュニケーションを取るのが億劫になってきているのも事実だ。負ける姿や、教えてもらう姿を見せることへのプライドや自意識が邪魔をしているのかもしれない。

この問題は格闘ゲーム、特にストリートファイター6でも同じだ。

私にとってスプラトゥーン3は「新しい趣味の開拓」という位置づけなので、上手くならなくてもそれほど気にしないが、格ゲーとなると話は別。
格ゲーは自分にとってやっぱり特別であり、老後の趣味としても続けたいと思っている。それだけに、スト6が好きになれない状態が続くことは少し不安だ。

スト5の時に、スト4を好きだったプレイヤーたちが「スト5が好きじゃない」と言っていた気持ちが、今になって非常によくわかるようになった。(全然違うと言われそうだけど)
もしかしたら、私もその一人なのかもしれない。

とはいえ、最終的には「好きになるしかない」のだろう。
最近は豪鬼を使っているが、正直なところ、豪鬼が好きなキャラになる気配はない。しかし、今月末に参戦するテリー・ボガードなら、もしかすると私をスト6に引き込んでくれるかもしれないと期待している。

豪鬼がだいぶ慣れてきたところなので、ここで手放すのは少し惜しい気もするが、テリーが私にスト6を好きにならせてくれることを願っている。

オッケイ!

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