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「8BitDo レトロ 18 メカニカル テンパッド」はテンションが上がるテンキーであり、電卓である。

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普通の電卓はテンションが上がらない

私は統計や簿記の勉強で電卓を使うことがある。本格的に勉強を始めようと思って、少し高めの4000円くらいの電卓を購入したが、使用頻度が減っていた。そのことは以下の記事で書いた。

要するに、打鍵感微妙で、道具として使う時に気持ちよさが無く、テンションが上がらないのが原因だった。

メカニカルキースイッチでホットスワップな電卓を見つけた

ということで、気持ちいい電卓というものを探していた。ただ、打鍵感は色々試して、ようやく気に入ったものが見つかるという経験を今までしていたので、固定のキースイッチは危険である。過去、一般的に評価の高い静電容量無接点方式のHHKBが自身には合わなかった経験もあった。
そこで探したのは、キースイッチのホットスワップ対応の電卓。もちろんそんなものはほとんどないのだが、「8BitDo レトロ 18 メカニカル テンパッド」というものを見つけた。購入して色々試したので共有したい。

ちゃんとホットスワップ対応

まず気になったのが、ホットスワップ対応と書かれているが、Web上の口コミでは、キースイッチを変更している実例が見つからなかったので、本当にホットスワップ可能かどうかということ。早速キーを取り外して確かめてみたところ、問題なく、ホットスワップ対応であることが確認できた。

最初、あまりにキーの取り外しが固かったので、ホットスワップなのか不安になったが、ちゃんとホットスワップ対応なのを確認できた。

最初からついているキースイッチは、クリッキーなもので音が大きめ。(見た目からして、Kailh Box V2 Switch Whiteかな?)私は好みの以下のタクタイルなキースイッチに変更して、打鍵感を楽しんでいる。

このキースイッチのレビュー記事は以下。

テンキーとして接続方式が豊富で物理スイッチが便利

私は電卓としての使用を主にしているが、本来、本製品はPC用のテンキーが主体である。このテンキーしての使い勝手が普通に良い。まず、接続が、有線、USB無線レシーバー、Bluetoothの3種類ででき、便利。
また、上部に、接続方式を切り替える物理の部、電卓を呼び出す物理キーがあり、これが使いやすい。特に自分の用途では電卓キーが良く、電卓として使うのと、テンキーとして使うのを即座に切り替えられ、両用として十分な機能を発揮するので、通常机の上に常備するものとして、スペースを圧迫しない。

一番左のノブを使えば、接続方式を即座に変更できる。これにより、PC・タブレット・スマホの接続を即座に切り替えることなどが容易にできる。また、一番右のボタンは電卓モードとテンキーモードを切り替えるもの。この切り替えがストレスなく即座にできるので、どちらの用途をメインとしても使える。

テンションが上がるデバイスだった

レトロな見た目もいい感じ。USBレシーバーのデザインまで凝っている。
背面にUSBレシーバーが収納できる。マグネットで「スッ」→「カチッ」と吸い込まれるように収納できるのが細かい点だが気持ちよい。
バッテリー残量が表示されるギミックなども愛らしい

機能としては、単純な製品なので、使い勝手に関しては、問題ない。無線の接続も安定している。そこにホットスワップなメカニカルキースイッチであったり、便利な物理スイッチであったり、レトロでかわいい見た目が加わって、総合としてテンションを上げてくれるいいデバイスだった。単純な機能だけでなく、+αを求める人にはお勧めできる。


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