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ガッツだぜ!【慣用句】 bring it home(TMG / OH JAPAN 〜OUR TIME IS NOW〜)
Heroes all - blazing into battle
Hear the call - bringing it home is all that really matters
闘志を燃やす英雄たちよ
呼びかけに応えよ 勝利こそがすべてだ
TMG 再結成というニュースを聞いて喜んで、20年ぶりと聞いて驚いて、久しぶりに OH JAPAN 〜OUR TIME IS NOW〜 を聞いて元気が出て、歌詞をじっくり読んでみたら、ちょっと冷めました。こんなナショナリスティックな内容だったとは(タイトルで気づけよ、という話ですが)。
国魂、旭日、パワー・アンド・グローリー!
闘魂を燃やす英雄たちが、黄金の翼で星を目指し、空を翔け抜け、世界中が見守る中、聖なる地で勝利を掴み取る。
ニッポンバンザイ、我らの時代が来た!(意訳)
ウィキペディアによると、日本のアンセムとして作られ、スポーツ番組のテーマソングだったそうだから、わからないではないですが、たまたま今大日本帝国の興亡についての本を読んでいるせいか、軍歌のように思えてしまいます。
これをエリック・マーティンとジャック・ブレイズが書いたとは。日本びいきというのとはちがいますよね。純粋なプロ根性、職人仕事なのでしょうか。
ジャケットが浮世絵美人に日本刀というのは、たぶん西洋人の誤った日本観をあえて逆手に取ったデザインだろうと思いますが。
さて、標題の bring it home、文字通り「それを持って帰る」という意味もありますが、「勝利を収める」とか「しっかり理解する」、日本でいうと「ガッツ出していこうぜ」みたいな景気づけの意味合いもあるようです。
ともあれ、松本さんの和風フレーズはカッコいいし、エリックといっしょに歌うと、とても気持ちのいい曲です。これを超える曲、ファーストを超えるアルバムを出してくれるのか、とても楽しみです。