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【構文】肯定的な too ... to 構文(Alcatraz / Too Young To Die, Too Drunk To Live )
以前触れたように、too ... to 構文は「〜すぎて〜できない」「〜するには〜すぎる」と、否定的な意味を持ちますが、to 以下に否定的な意味の動詞が来ると、肯定的な意味合いになることがあります。
わかりやすい例がこちら、Alcatraz/ Too Young To Die, Too Drunk To Live (1983)
前半 too young to die は、die が究極のネガティブですから、「死ぬに早すぎる」と、希望をもたせるような、励ますような意味合いになっています(後半は「生きていくには飲みすぎ」と、ネガティブですが)。
次の例がこちら。Dizzy Mizz Lizzy / Too Close To Stab (1994)
stab が「(ナイフなどで)刺す」という物騒な言葉ですから、「近すぎて刺せない」という肯定的な?意味になります。
もちろん比喩ですが、人を「刺す」ためには、近すぎても遠すぎてもうまくいきません。傷つけず、傷つけられないようにするためも、適度な距離が必要なのです。