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フランス語

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テーベの市民たちよ!フランス人たちよ!韓国人たちよ!中国人たちよ!ドイツ人たちよ!関西人たちよ!【フランス語】apprendre(ソフォクレス『オイディプス王』)

テーベの市民たちよ!フランス人たちよ!韓国人たちよ!中国人たちよ!ドイツ人たちよ!関西人たちよ!【フランス語】apprendre(ソフォクレス『オイディプス王』)

自分が父を殺し、母を娶ったことを知らずに、犯人探しをしている悲劇の王オイディプスは、妻(母)の弟クレオンに謀反の疑いをかける。

apprendre には「教える」と「習う」の意味がある。一つの単語が逆の意味を持つって、ややこしくないか、フランス人たちよ。

しかも不特定の人を表す on を主語にした文は、受け身で訳すこともある。教えたのか教えられたのか、こんがらがらないか、フランス人たちよ。

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ロブスターはエビというよりザリガニ、ザリガニはカニじゃなくてエビ【フランス語】homard

ロブスターはエビというよりザリガニ、ザリガニはカニじゃなくてエビ【フランス語】homard

語彙を増やそうとして観ていた動画の例文。

「オマール海老」って、ロブスターのことだったのか!知らなんだ。

もしかしてこれは、「サハラ砂漠のサハラは砂漠のこと」「チゲ鍋のチゲは鍋のこと」に並ぶ重複表現なのではないか?

と色めき立ったのだが、調べてみると、ロブスターはエビじゃなくてウミザリガニだった。

つまり、ロブスターことオマール海老は「ウミザリガニエビ」だから、重複はしていなかった。残念。