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"丁寧なくらしは水回りから"_同棲日誌

丁寧なくらし、この言葉を聞いて何をイメージするだろうか。

整頓された部屋?きれいな床?

否、さしみ的な丁寧なくらしは定期的な水回り掃除に起因すると考える。

掃除の大半占めるやん!と思ったあなた、大正解。水回りって意外と箇所がある。

キッチンのシンク
トイレ
手洗い場
おふろ場(浴槽、床)

細かくみたら他にもありそうだが、水回りは掃除全体のウェイトでみると重量多めだと思う。

定期的な水回り掃除をする理由として、
①使わない日がない
②汚れ(水垢、赤&黒カビ)がでやすく、汚れ発生すると掃除する気持ち半減
③②の結果、掃除せずほったらかしが続き、②へとリピート
この3点。

また、不思議なのが、
この②と③の流れが常態化すると、「汚れに埋もれることに気づかなくなってくる」のだ。



これを顕著に現しているのが、遠距離中、私の彼が引き起こした「おふろ場事件」。
コロナの第一波が鎮まり、約半年ぶりに彼の家にいき、いざおふろ場に入ると、、、床に赤カビが広がり、所々黒カビが発生していた。水虫不可避。さらに寒気がしたのはそんな状況にも関わらず「別にそんな汚れてなくない?」と言っていた彼の状態。

これはマズイも思ったため、
「私はあんたの健康が心配。最近のは泡状の洗浄液をシュッシュッとかけとけばキレイになるから、一回一緒に掃除しよ!」
と伝えてみた。

彼がめんどくさがりなのも家事をするまで腰があがりにくいのも知っている。だが、今後もこの汚れに埋もれたまま同棲するのはなんとかして避けたい。
汚れているともやもやするという状態を共有しておきたかったが故の発言である。

彼も「さしみの健康が奪われるのはいやだから、掃除する」と伝えてもらい、一緒に買いに行ったカビキラーを手にし、いざ掃除スタート!

おふろ全体に泡をかけてみると、、、
白かった泡が完全に汚れに染められているのを目の当たりにした。
彼はこのときはじめて

こんなに汚れたところで生活してたのか、、、そりゃ気分も沈むわけだ。

とぼそっと言ったのだ。彼がどす黒い床みていたときの拍子抜けな顔は今でも忘れられない。

一ヶ所水回りをキレイにすると、
途端に汚れたありとあらゆる箇所が浮き彫りに。
それからというもの、
彼は汚れへのアンテナを意識的に張れるようになり、
同棲をする今では、私が洗面台やキッチンをキレイにすると、お礼を伝えてくれる。
さらに、おふろを率先して掃除してくれるようになり、汚れてるのが気になるからと床に掃除機をかけてくれる。あの黒い泡からの大変革である。

キレイな水回りの心地よさを共有できたおかげで、部屋の汚れが原因でもめることはほとんどない。彼もキレイな空間に安心するようで、家に帰ると生き生きしている。部屋も心もすっきりして一石二鳥だ。

丁寧なくらしは、水回りから。
同棲予定もしくは同棲中の方は是非一度、パートナーと一緒におこなってみてはいかがだろうか。











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