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病気と向き合う私が気づいた、幸せに目を向ける大切さ

はじめに


今回は「幸せに目を向ける大切さ」についてお話します。

人間は本能的にネガティブなものに目を向けやすいと言われています。危険を察知して身を守るための生存本能が、現代社会ではしばしば過剰に働き、私たちに不安やストレスを与えることがあります。特に、病気や困難に直面したとき、ネガティブな考えや感情に飲み込まれてしまう人も多いでしょう。

私自身も病気を抱えた経験から、この「ネガティブ思考」に悩まされる日々がありました。しかし、ある時気づいたのです。それを乗り越えるためには、「幸せを見つけ、それを積み重ねること」が重要なのだと。


些細な幸せ


病気になってから、以前のように自由に行動することが難しくなりました。体調が不安定な日々が続き、何気ない日常を送ることさえ辛いと感じることも。しかし、そんな中でも、些細な幸せを積み重ねることで、心が少しずつ前向きになっていくことに気づきました。

例えば、好きなゲームに没頭して達成感を味わったり、友達と笑い合う中で安心感を得たり、仕事終わりに夕日を見て心が暖かくなる瞬間。それらは一見取るに足らないことに思えるかもしれませんが、私にとっては「幸せの一片」でした。その一片を少しずつ積み重ねることで、大きな力に変わっていったのです。

病気だからこそ


病気を抱えていると、どうしても体調の不安や将来の心配が頭をよぎります。他人と自分を比較して落ち込んでしまうことも少なくありません。それでも、「幸せの積み重ね」が私を支えてくれました。

ある日、仕事の帰り道に見た夕焼けの美しさが心にしみたことがありました。それはごく普通の風景でしたが、その瞬間、「幸せ」は日常の中に埋もれているのだと気づかされました。
また、仕事終わりに食べたアイスクリームが格別に美味しく感じられたことや、今日は体調がいつもより少し良いと感じられたこと。それらの瞬間は些細なことでも、私にとっては大きな支えになりました

病気があるからこそ、こうした些細な幸せに気づく力が養われたのかもしれません。そして、その積み重ねが、困難を乗り越える力となったのです。

私たちを支える幸せ


幸せを感じることが難しい時もあるかもしれません。しかし、幸せは特別な成功や大きな出来事である必要はありません。日常の中にある些細な幸せを見つけて、それを積み重ねることが私たちを支える力になります。

ネガティブな感情に押しつぶされそうなときは、意識的に幸せに目を向けてみてください。その「幸せの積み重ね」が、心に光を灯し、やがてその光が未来への道を照らしてくれると信じています。その道が私たちをより豊かな人生へと導くのではないでしょうか。

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サーシー
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