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長期入院の過ごし方(暇つぶし)
はじめに
長期入院は治療に専念する大切な時間ですが、治療が安定し、経過観察や薬の調整が中心になると、予想以上に「なにもない時間」が増えることがあります。
そこで今回は、私が長期入院中にどのように時間を過ごしたかをまとめました。同じ状況にいる方々に少しでも参考になれば幸いです。
入院中にしてたこと
これまでの入院生活で私が試したことを以下にご紹介します。
読書
普段忙しくて読めなかった本を読むのは、入院中の特権と言えます。病室の静かな環境で、自己啓発書や小説、漫画など、気分に合わせてさまざまな本を楽しみました。読書は時間を忘れるほど集中できるので、特におすすめです。
電子書籍も便利ですが、紙の本の手触りや感覚も癒しになります。
おすすめの本
『ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編 / Sister編』(井上真偽)
【ミステリー小説】斬新なミステリーに挑戦したい方におすすめ
同じ事件を別視点で描いた作品で、二冊を読み合わせることで事件の裏側や謎が明らかになります。
『黒い家』(貴志祐介)
【ホラー小説】少し挑戦してみたい方におすすめ
私がこれまで読んだ中で一番背筋が凍った作品です。病院で読むと一層怖さが増します。
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』(八木仁平)
【自己啓発書】自分を見つめなおす時間におすすめ
院中は自分を見つめなおす時間にも最適です。この本をきっかけに、私は今のnote投稿やSNS発信を始めました。
映画やアニメ、YouTubeを見る
入院中は画面を通じてさまざまな世界を楽しみました。名作映画や話題のアニメを一気に視聴したり、YouTubeで趣味や興味のあるジャンルの動画を探してリラックスしました。
スマホでも見れますが、どうしても画面が小さく目が疲れるので、おすすめはiPadです。また、ストリーミングサービスを利用するのもいいでしょう。
大部屋ではイヤホンが必須なので、忘れずに準備しましょう。また、長時間の視聴は控え、適度に休憩を取るようにしましょう。
入院中に観たおすすめの映画はこちらにまとめています。
ゲームをする
ゲーム好きの私にとって、携帯ゲーム機やスマホゲームは欠かせないもの。個室の場合は家庭用ゲーム機を持ち込むことも可能でした。気軽に遊べるパズルゲームや、物語をじっくり楽しめるRPGで時間を忘れるほど楽しみました。
ただし、腕に点滴をしている場合は動きが制限されるので注意が必要です。また、やりすぎによる疲労にも気をつけましょう。
入院中にプレイしたおすすめゲームはこちらにまとめています。
音楽を聴く
音楽は心を癒し、気分をリフレッシュしてくれる存在です。お気に入りのアーティストのアルバムを聴いたり、リラックスできるプレイリストを作ったり、新しいジャンルに挑戦してみたりしました。
疲れている時や、特に何もしたくない日でも、音楽を聴くだけで気分が軽くなるのでおすすめです。音楽配信サービスを使うと、自分好みの曲を手軽に楽しめます。
SNSを見る
SNSは外の世界と繋がる手段として欠かせません。X(旧Twitter)やInstagramで友達とやり取りしたり、同じ入院生活を送っている方々と交流をして情報を収集したりして孤独感を和らげました。
ただし、ネガティブな投稿や情報に触れすぎないよう注意が必要です。ポジティブな話題や趣味に関するアカウントをフォローするのもおすすめです。
自分の病気について調べる
病気についての理解を深める時間も取りました。医師などが発信している信頼できる情報を収集し、自分の体調管理や退院後の生活にについて学ぶこともありました。
ただし、インターネット情報はあくまで参考程度に。主治医や看護師の意見を優先することが重要です。
ネットサーフィン
インターネットで興味のあることを調べたり、ニュースを見たりして外の出来事を把握しました。特にグルメサイトで退院後に行きたいお店をリストアップするのは楽しく、モチベーションにつながりました。
人と話す
入院中は孤独を感じやすいです。私は個室の場合、友達に電話をかけて話すことで気分転換を図りました。看護師さんや他の患者さんとの会話も大切な交流の時間です。気軽な会話が心をほっとさせることもあります。
注意事項
長期入院中の時間の使い方で意識したいポイント。
規則正しい生活:自由時間が多い分、生活リズムが乱れないよう意識しましょう。
目や体への負担を軽減:スクリーンを見続けると目が疲れるため、適度な休憩を取ることが大切です。
無理をしない:病気を治すことが最優先。体調に合わせて活動量を調整してください。
まとめ
長期入院中の時間は、体を休めながらも自分を見つめ直したり、新しい趣味を見つけたりするチャンスでもあります。無理をせず、自分に合ったペースで有意義な時間を過ごしてください。
そして、どんな過ごし方でも大切なのは「治療に専念すること」を忘れないことです。
入院中の皆さんが少しでも快適に過ごせるよう願っています。困ったことや不安があれば、主治医や看護師に相談してくださいね。
私もできる範囲で相談に乗りますので、ぜひお気軽にお声がけください。
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