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大阪市の障害者向け無料乗車証について思うこと

はじめに


私は現在大阪に住んでおり、大阪市では障害者向けに地下鉄やバスを無料で利用できる乗車証が配布されています。この制度は日常生活で非常に便利で、私自身助けられています。

しかし、実際に利用している中で「もしこうなれば、もっと便利だろうな」と感じることがあります。

そこで今回は、個人的に感じた改善点についてお話ししたいと思います。


ICカード(タッチ式)化を希望


現在、大阪市の障害者乗車証は磁気式(紙)で、改札に通す必要があります。

近年、ICカード専用の改札機が増えたことにより、磁気式の乗車証を使う場合、切符対応の改札を探さなければならない場面が増えてきました。特に混雑している時間帯の駅では、切符対応の改札機が限られているため、並ばなければならないこともあります。

また、磁気式の乗車証は使用回数を重ねることで汚れや劣化が進み、見た目が悪くなります。

2024年4月から使っている乗車証

さらに、利用のたびにカードケースから取り出す必要がある点もやや不便に感じます。

もしICカードが採用されれば、改札通過がスムーズになり、磁気式のような汚れや劣化の心配も減るでしょう。また、カードケースに入れたままで使えるため、利便性がさらに向上するはずです。

ちなみに東京都では、2023年から「障害者用PASMO」のサービスが開始され、乗車証がICカード(PASMO)化されています。大阪市でもICカード化が実現すれば、利用者にとって大きな助けとなるでしょう。

北大阪急行での利用


現在、大阪市の障害者乗車証は、御堂筋線の江坂駅から先の北大阪急行路線では利用範囲外で、その区間では追加料金を窓口で支払わなければなりません。また、その区間から乗る場合は江坂行きまでの切符を買う必要があります。この一手間があることで、利用のハードルが少し高くなることがあります。

ICカード化が進むことで、窓口での支払いや切符の購入も不要となり、改札を通るときに自動で計算されるようになれば、この一手間が省けます。このようにICカード化が進めば、北大阪急行の利用がスムーズになり、利用者の負担も軽減されるのではないでしょうか。

まとめ


大阪市の無料乗車証は多くの人々の生活を支える素晴らしい制度ですが、今回提案したようなICカード化が実現すれば、より便利になるはずです。

また、大阪市では市民が意見を届けるための仕組みもあります。

利用者の声を反映させることで、より使いやすい制度へと進化することを期待しています。

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サーシー@SLE×腎移植
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