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長期入院後の生活で大変だったこと
長期入院を経験すると、退院後の生活も意外な苦労がつきものです。
長期入院の経験については以下の記事をご覧ください。
今回は、私自身が退院後に感じた困難や、それにどう向き合ってきたかをお伝えします。
筋力の低下
入院中は、長期間ベッドで過ごすことで筋力がかなり低下し、1週間入院するだけで筋力は約10~15%も落ちるとされます。
私も入院中にしゃがもうとした際、うまくバランスが取れず尻もちをついてしまい、入院前なら簡単にできていた動作が、予想以上に難しくなっていて驚いたことがあります。
退院した後も、日常生活で「こんなに体力が落ちているのか!」と驚くことがたくさんありました。
例えば、入院前なら軽くこなせていたスーパーまでの道のりも、退院後は少し歩くだけで息が上がり、片道だけでヘトヘトに。
普段、当たり前にできていたことが、急に難しく感じられたのです。
リハビリの必要性
こうした体力の低下を回復するには、退院後にリハビリを行う必要があります。ストレッチや軽い散歩から始めて、負担にならない範囲で徐々に運動量を増やすといった方法で、無理なく少しずつ体力を取り戻していくのが理想的です。
体力を取り戻すには時間がかかりますが、毎日少しずつでも運動をすることで、徐々に筋力が戻ってくるのが感じられるようになります。
私も最初は少しの距離の散歩から始めて、徐々に距離を増やし、数週間かけて「普通に歩ける感覚」を取り戻していきました。
入院中の運動
入院中も医師と相談しながらスクワットや腹筋、屈伸運動など、軽めの運動をするのをおすすめします。これは筋力低下を少しでも防ぐ助けになり、リハビリの準備にもなります。
しかし、無理をしてしまうと怪我につながる可能性もあるので、かならず医師のアドバイスを受けましょう。
無理をせず、自分に合った運動を見つけていくことが必要です。
家族・友人の支え
退院後の生活は、体力面だけでなく精神的な負担を伴う場合があります。入院中は医師や看護師がいつもそばにいて安心できるのですが、退院後は頼れる人がいなくなり、孤独や不安を感じることも多くなります。
そんな時、家族や友人の支えが不可欠です。
私の場合、体調が思わしくないときや気分が落ち込んでいるときに家族や友人が寄り添ってくれたことで、孤独感が軽減され、日々前向きにリハビリに取り組むことができました。ときには、一緒にリハビリの散歩をしてくれたこともあり、本当に心強かったです。
一人で抱え込まず、助けを借りていいんだと気づけたことが心の支えになりました。日常の些細なサポートや「一緒に頑張ろう」という励ましが、どれだけ自分の支えになったことか、改めて実感しています。
まとめ
長期入院の影響は、退院後の生活にも大きく響きます。退院後も、小さな努力を積み重ね、少しずつでも前進することが、元の生活への近道になると思います。
また、体に異常が現れた場合には早めに医師と相談し、適切な対処を心がけることで、リハビリを前向きに進めていけるでしょう。
私の話が、同じ境遇の方に少しでも役立ち、「一歩ずつ頑張ってみよう」と思っていただけたらうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
感想や質問をお待ちしています。
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