"意味のない問題解決"を脱却して"圧倒的な価値を創造する問題解決"をするためには"課題設定力"が最も大事と言う話
問題は解決したのに価値が創造されていない日々・・・
最近、"アプリアップデート"・"問題解決"はしても成果が出ないことが頻繁にあり悩んでいました・・・
そこで、そんな悩みを解決しようと、問題解決について勉強していたところ、めっちゃ良書に出会ったので簡単に学びベスト3をまとめます。
結論としては、"意味のない問題解決"を脱却して"圧倒的な価値を創造する問題解決"をするためには"課題設定力"が最も大事と言う話です!
読んだ本の概要
今回読んだのは『コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法』と言う本です。
筆者のコンサルの2大巨頭であるマッキンゼーとボスコンの経験をベースにしながら、問題解決の基礎から、それを価値創造できるほどのハイレベルで実施するための要点観点までの実用的な知識・事例までをまとめられてた本となっています。
個人的学びBest1:"圧倒的な価値を創造する問題解決"には"課題設定力"が最も大事
最も学びとなったのは"圧倒的な価値を創造する問題解決"には"課題設定力"が最も大事と言う点
課題設定を間違うと、どんなに解決しても成果が出ない
課題設定を間違うと、例えその課題を解決しても、成果は出ません。
とても端的ですが、日常生活でほとんどの人が間違っています。そう私も。。。
我々は、つい日々感じている課題感やこれだっと閃いた課題を"課題・問題"に設定し、それを問題解決してしまうことが多くあります。
しかし、コンサルをしている経験上、それらの課題は根本原因ではないことが多く、問題を解決しても、結局は解消されないことが多くあるようです。
課題設定が合っていると、それが例え小さな問題でも大きな成果が出る
根本原因をビタッと特定し、それを解消できると、それが例え小さな問題でも大きな成果が出ます。
つまり、とっても成果が出る課題解決をするためには、その課題設定があっていることがとっても重要なのです。
そして、これは文章にすると当たり前ですが、往々にして、1週間後とかに再度考えたりすると自分でも間違いに気づくくらい、課題設定が間違っていることってめっちゃあるので、気をつけたい。。。。
このポイントのまとめ
問題解決で成果出すには、課題設定が最も大事
基本自分自身めっちゃ課題設定が誤っているので、きちんとそのつもりで、驕らずに対応する
個人的学びBest2:良い課題設定に重要な観点「とにかく仮説」「インパクト力」
課題設定に必要な能力として、分析力・構成力があることは周知の事実。
そして、そのためのフレームワークなども結構一般的になってきています。
その上で、そうゆう話は置いといて、個人的に"圧倒的な価値を創造するために設定すべき課題(=良い課題設定)"の観点で最も参考にしたいと感じた観点は「仮説思考」と「インパクト力」です。
仮説思考があれば、見えないはずの未来の方向が見える!?
まずは、仮説思考がないと、とにかく原因がわかるまで調べるまたは今目の前にある課題が正解だと決めつけて対応するしかなくなります。
そしてそれが間違っていると、解決したのに無駄骨。。。
それを防ぐのが仮説思考(メリットはもっともっとあるけど)
仮説思考があれば、最初にアバウトな課題の状態でスタートでき、それを徐々に検証することで課題設定を洗練化することができます。
それは、未来は具体的に見えないですが、正解の未来への方向に向かって今の方向(仮説)があっているのか・間違っているのかが見える優れものです。
短期・中長期のインパクト力
課題解決の際に、課題と感じていることを重視していたり、ロジカルに考えた時に、ふと"インパクト力=影響度"が視点から抜けてしまうことがあるので、確かに・・・と反省しました。
挑戦をしていると課題ややりたいことは山ほどあると思います。
そのため、課題の短期・中長期のインパクト力を考え、課題設定・優先順位付けするのがとっても重要
個人的学びBest3:課題がないはやばい
これは本のトピックとしては一部だったのですが、個人的に重要だったのでランクイン!
過去に「今は順調、問題や悩んでることや相談したいことはない」と思う時があったりしたのですが、そうゆう時は往々にして"そもそも問題について考えれてない場合"や"ただ解像度が低い”ことが大半です。
この本に、課題がないは色々やばいと言うことが書いてあって、反省しました。
以上、ベスト3でした!
見る人によって刺さるところが違うとっても良い本だと思うので是非!