海外在住経験0でも、英語長文3ステップのおかげでTOEIC900点のわけ。
私は海外「在住」経験はなく、
帰国子女ではない=純ジャパですが、
今年の夏TOEIC900点を達成しました。
今回は、
英語長文の学習の際に、
自分が大事にしている
3ステップをお伝えします。
英語力アップに直結した3ステップ
英語のリズムを体得し、
スムーズに読み聞きできるために
シンプルな3ステップを踏みます。
①音読した後、
②シャドーイングして、
③ディクテーションする。
ゴールは、
「あなたが読んだ文章が夢にでる」までです。
この3ステップは、
まとまりのある1文章
を対象に、
①~③を繰り返し
同じ文章に対して実施します。
(文章の長さは、
各自が毎日取り組みやすいもので。
とりくむのに
短過ぎても長すぎてもNG)
①から解説します。
①音読をする
使っている長文教材や
学校等で配られた長文のマテリアルで、
1度学習済みの文章を
最低10回読みます。
この時読む教材としては、
自分にとって「少し難しいかも」
というレベルが理想です。
さまざまな英文を
声に出してたくさん読むことで、
英文自体への抵抗が減り、
4技能(読書聞話)のベースである
読む=リーディングの能力を
底上げできます。
(自分にとって
この文章が易しい・難しいというのは、
文章を読む量を増やすことで
分かってくるものです。)
10回と聞くと多く感じられますが、
ところで
皆さんは普段1日何食食べますか?
1日3食なら、4日で12食。
各食事前に1度、
英語の文章を読みさえするだけで、
3~4日で終わります。
(もちろん1度に複数回読めば
もっとすぐ終わります。
また、継続するうえで大切なのは、
普段の習慣に結び付けること。
食事、歯磨き、入浴、通勤etc.)
ここでは発音の正確さにこだわらずとも、
まずは10回
すでに学習済みの文章を読みましょう。
(発音の正しさは、
1度で身に付けるのではなく、
長きにわたって修正していくもの
だと思います。
なので、
この段階ではは英語力全般に
広く焦点をあてているので、
発音に関して固執する必要は
ないと考えます。)
読む対象は学習済みのものなので、
文構造や論理展開、ストーリーを
意識しつつ「朗読」できれば
なおよしです。
②シャドーイングする
②以降は音声付の文章のみのアプローチとなります。
音声無の文章の場合は①を繰り返してください。
(完璧に覚えなくても、8割味わったら
次の教材へ行きましょう。)
シャドーイングとは、
流れて音声を聞いて、
(スクリプト=書かれた英文を見ずに)
それをそのままそらんずる学習です。
(同時通訳者の学習法と聞きました)
これが大変なのは、
英語のリズムについていけず、
おいてけぼりになることです。
その場合は、
まずは音声と同時に
スクリプトを見ながら音読します。
次に、
単語同士つながって発音される箇所や
強勢=アクセントがおかれる箇所に
チェックをして、
何度も何度も
音声をまねて練習します。
cf.「学ぶ」の語源は
「まねぶ=まねる」。
何事もまねることから
学びが始まると考えます。
英語が早くてついていけない!のは、
どこで英単語同士が凝縮されて
発音されるか、
その理解をしていないところから
始まると考えます。
なので、
このシャドーイングの段階は、
・自分が英文のどの箇所を聞き取れないのか
・自分が実際の英文の速さについていけるのか
・自分がそもそもその英文をりかいしているのか
etc.
様々なことを分析できる良いきっかけになる
と考えます。
このシャドーイングは、
①同様最低10回行います。
私自身は、
お風呂とベットの上で
英語やフランス語の学習の際に
大学生になった今でも
行っています。
③ディクテーションする
この最終段階は、
時間があるとき、そして
自分が好きな文章だけで構いません。
ディクテーションとは、
流れた英文を
何も見ずに紙に書き下していく
学習法です。
これによって、
自分がその英文を確実に
理解しているか、
最終チェックを
行うことができます。
これは、
1回1回音声の 再生/停止 ボタンを
押す必要があるため、
非常に手間がかかる工程ですが、
強力な方法です。
なぜならば、
正確に文章を書き下すためには、
文章の構造や論理展開、
さらには細かい単語や文法知識が
求められるからです。
(実際にやってみると、
意外と三単現のs抜けなどで
引っ掛かります)
ステップ③まで到達できれば◎
まとめ
①音読
②シャドーイング
③ディクテーション
この3つのステップを、
1つの文章に関して、
英文が夢に出でくるまで
取り組みましょう。
地道な取り組みが
英語「底力」を上げる
第一歩。
加えて、
完璧志向に陥らず
1つの文章を8割味わったら次の文章に進み、
楽しみながら取り組んでいきましょ
英語だけじゃなくて、
他言語でも応用できます。
(現在フランス語学習に応用中)
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
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