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実現可能な目標を設定するコツ

さて、新しい1年が始まって、早2か月が過ぎました。1年の6分の1が経ちましたが、年初に立てた今年の抱負、目標は達成に向けて、1歩1歩進んでいるでしょうか?もし、進んでいなければ、目標が曖昧だから、実現が不可能な目標だから、というのが原因かもしれません。

本日は実現可能な目標を立てるために使える法則、「SMARTの法則」をご紹介します。

この法則は、

■ Specific(具体的である)

■ Measurable(測定可能である)

■ Achievable(達成可能な)

■ Realistic(現実的な)

■ Time-oriented(期限を区切った)

という5つの英単語の頭文字をとって「SMARTの法則」と呼ばれます。

「英語能力を上げるために頑張る」では抽象的すぎる

目標を設定する際は、「より具体的に(Specific)」することが大切です。例えば、「現在TOEICスコア400のところ、500以上のスコアを取る」など、具体的な目標にしましょう。

目標値を定量化し、そこに向かう過程を測定可能なものにする

目標である「TOEICスコア500以上」は、すでに定量化されています。その目標を目指すにあたり、「朝晩30分、問題集2ページ分の勉強する」など、取り組む内容を数値などを用いて、測定可能なもの(Measurable)にするとさらに良いのです。「毎日勉強する」といった場合だと、「毎日」というのは測定可能ですが、どれくらいの時間、どれくらいの量、などが測定不可能です。

目標は高すぎても、低すぎてもいけない

いきなり「スコアを700にする」という目標を立てることはできても、それを達成することは難しいかもしれません。どうしても目標を立てる時は、モチベーションが高いので、つい強気な目標設定をしてしまいがちですが、現実的ではありませんし、途中で諦めてしまうかもしれません。

逆に、目標が低すぎても、簡単過ぎて取り組むことに手を抜いたり、難しくないため、モチベーションが低下するかもしれません。目標の難易度は、高過ぎず、低過ぎず、で、達成可能な(Achievable)、現実的な(Realistic)目標を設定しましょう。

目標達成までの「期限」を設ける

いつまでに目標を達成したいのか、期限を明確に(Time-oriented)しましょう。1年後なのか、半年後なのか。期限があることで、日々取り組む内容、量が明確になります。つまり、1年後に達成するためには、毎日問題集を2ページではなく、4ページ勉強する必要があるなど、取り組み内容の精度がより高まります。

「SMARTの法則」がなぜ有効か

この法則の基づき目標を決めることで、自分がその目標実現のために、何をすべきかを「見える化」できることが挙げられます。また、その目標を達成するための、進捗状況を把握できる、期限が明確なるので毎日どれくらい取り組めば良いかが分かり、現実的な行動を積み上げることができ、無理なく実行することが可能になるからです。

まだ今年は残り6分の5が残っています。今からでも間に合いますので、目標を振り返り、具体的でないなと思ったら、具体的な内容に目標、その目標達成に向けた取り組みにブラッシュアップしましょう!

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