見出し画像

「ヤブヘビ」 ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、北欧のフィンランドとスウェーデンがNATO(北大西洋条約機構)への加盟に⏩ロシア・プーチンにとっては想定外。ウクライナの惨状を見て世論が変わった。ロシアのヤブヘビ!で、怒って

【「ヤブヘビ」 ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、北欧のフィンランドとスウェーデンがNATO(北大西洋条約機構)への加盟に⏩ロシア・プーチンにとっては想定外。ウクライナの惨状を見て世論が変わった。ロシアのヤブヘビ!で、怒って】
  ロシアのウクライナ侵略で、ロシアは民間人まで拷問、殺害して酷いやり方の戦争である。
 これに、脅威や恐怖を感じた、北欧のフィンランドとスウェーデンの国民世論は一変した。この2カ国がNATO(北大西洋条約機構)への加盟に向けて動き出した。
 ロシアの思惑とは完全に逆行する形で、既にロシアは強く反発し、メドベージェフ前大統領は記者会見で「ロシアはバルト海で何らかの対策を講じる」と述べ、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟に反対すると発言した。 「核配備」を行う可能性もあるとして、フィンランドとスウェーデンに警告を行っている。
 すでにロシア軍の部隊がフィンランド国境沿いに移動しているとも発表されており、フィンランドへの圧力が急激に強まっている。
 このようなロシアの動きにフィンランド、スウェーデンは警戒心を強め、国民世論はNATOへの加盟に賛成する声がますます多数となった。
 早ければ数週間以内にもフィンランド、スウェーデンはNATO加盟の結論を出すことにしている。
 これは、ロシアにとっては、ヤブヘビである。
 当初こんな事は考えてもいなかったはずだ、これでますますロシアは国際社会から孤立することになる。 
「核」を持ち出してまで威嚇するのは完全にロシア首脳部が常軌を逸してる事を示している。

▼このNATO加盟に舵を切ったのは正しい選択であろう。

画像4



▼フィンランドのマリン首相は「「ウクライナ侵略」で全く全てが変わった、NATOに集団防衛以外に我々の国民の安全保障する手段はない」とのべている。

画像6



▼フィンランドのマリン首相とスウェーデンのアンデンション首相は二人揃ってNATO加盟に意欲

画像5



【ロシアのメドベージェフ前大統領がフィンランドとスウェーデンのNATO(北大西洋条約機構)への加盟に強い不満で脅す】
 この2カ国がNATOに加入となれば、プーチンが描いていた「旧ソ連」の復活どころか、クロアチアの次はフィンランドという構想があったはずだ。これが、NATO加盟してしまえば、全く逆になる。
 これはロシアにとっては「意外」だったに違いない。これでは、ますます敵(NATO)を増やすことになり、安全保障上も不利になるからだ。
 「完全に想定外」であり、これではなんのために「ウクライナの侵略」したのか。その意味が全くなくなる。
 国際社会のNATO加盟国が、ウクライナに全面支援しているがウクライナの侵略でさえ、ロシア軍は相当にダメージを受けている。
 メドベージェフ前大統領はNATO加盟が申請された場合、「核配備」と述べたのだ。これは、フィンランドとスウェーデンに「脅し」としか取れない。 
 だが、もはや手遅れであろうし、逆効果になっている。
 すでにロシア軍の部隊がフィンランド国境沿いに移動しているとも発表されているが、ロシアと国境の長さは1300㎞にわたる長さである。ウクライナとの戦争もあり、土台無理な話だ。
 このようなロシアの動きに、フィンランドは更に警戒心を強め、国民世論はNATOへの加盟に賛成する声が多数派となっている。
早ければ数週間以内にもフィンランドとスウェーデンはNATO加盟の結論を出す手はずになっているのだ。NATO側も歓迎しているのではないだろうか。
ロシアにとっては、完全に「読み違い」であり、ヤブヘビである事は確実である。

【スウェーデンなどがNATO加盟なら核配備、プーチン氏側近警告 ロイター 2022年4月14日18:36】
▼ 4月14日、ロシアのプーチン大統領の最側近の1人で、安全保障会議副議長を務めるドミトリー・メドベージェフ氏は、スウェーデンとフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に加盟すれば、ロシアは地域での防衛力を高める必要があると警告、核兵器の配備も示唆した。

画像1


 [ロンドン 14日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領の最側近の1人で、安全保障会議副議長を務めるドミトリー・メドベージェフ氏は14日、スウェーデンとフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に加盟すれば、ロシアは地域での防衛力を高める必要があると警告、核兵器の配備も示唆した。

#ロシア #NATO #ウクライナ #フィンランド #スウェーデン  
【【解説】ロシア“大失態”…70年以上の歴史に転換?フィンランド首相、NATO加盟について「数週間で結論」 北欧2国NATO加盟?  日テレ 2022/04/14】

ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、北欧・フィンランドなどがNATO(北大西洋条約機構)への加盟に向けて動き出しました。ロシアの思惑とは完全に逆行する形で、既にロシアは強く反発しています。「ロシア『首都キーウ(キエフ)攻撃』警告」、「ロシア軍の車両がフィンランド国境にも…」、「“北欧2国”NATO加盟?」、「ロシアの大失態?」の4つのポイントについて、詳しく解説します。
■ロシア軍ミサイルシステム、フィンランドとの国境に向け移動か
 
イギリスの複数メディアは、「ロシア軍が隣国・フィンランドとの国境に向けて、軍事車両などを移動している」と報じました。「ロシア軍のミサイルシステム2基などがロシア国内の道路を移動し、フィンランドとの国境などに向かっている」と伝えています。

画像2


■NATO加盟申請「数週間で結論」 フィンランド首相
フィンランドのマリン首相は13日、訪問先のストックホルムでスウェーデンのアンデション首相と共同会見を行い、NATO加盟を申請するかどうか検討を急ぐ考えを示しました。

画像6

ーー中略ーー
■ロシア「オウンゴール」 “NATO拡大阻止”のはずが…
鶴岡氏は「ロシアはNATO拡大を止めるために、ウクライナを侵攻した。逆に、NATO加盟国が増加しそうな状況になっている。これは、ロシアの『オウンゴール』としか言いようがない。さすがに、この事態はロシアも予想していなかったはずで、『今回はロシアの大失態、誤算だった』と言えるのではないか」と分析しています。
ウクライナで苦戦しているロシアが、実際に今、フィンランドなどに攻め入るとは考えづらいとみられていますが、既に、国際秩序は大きく変わり始めています。ロシアにとって、自らの誤算が招いた代償は高くつきそうです。
(2022年4月14日放送「news every.」より)

画像7



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

【まさに、ロシアの
「オウンゴール」である。プーチン大統領の極端な歴史認識のズレがすべてだ!】
 
プーチン大統領は、「ナチス」「ナチ」という言葉を頻繁に使っている。
2月24日の演説で『NATOはウクライナの“ネオナチ”をあらゆる面で支援している、ウクライナの“非ナチ化”を目指さなければならない』と言っていた。
なぜウクライナがナチスと呼ぶのか? 私は最初は理解出来なかった。

画像10


 調べてみるとーー

 これは、第二次世界大戦以降、ドイツの「ナチス」という言葉はロシア人にとってとても強い言葉になっている背景があるからである。
 この「ナチス」の言葉があれば、侵攻が正当化をされ、士気も高まるとみられているのだ。
 5月9日は「ロシアでは最大の休日」で、これは「対ドイツ・ナチスの戦勝記念日」でもある。これはソ連時代から重要な休日だった。
赤の広場では、盛大に軍事パレードも行われるロシアでは最大で特別の日になっている。
 そのナチスに勝ったという事実、ナチスを倒したという事実は、これはソ連の人、あるいはロシアの国民にとって非常に重要な意味を持つ。 極端なことを言うと、ナチスを倒すためだったら、ウクライナ戦争で少々、市民の犠牲が出ようが、子どもの犠牲が出ようが構わないというような、かなり危ない考えにもつながっていくということになっている。
やはり自分たちは正義だということを強調できるからである。しかし、これは、ロシア国内だけの話であって、今の国際社会に通じるはずもない。国営放送のプロパガンダで国民全体が「国際法など理解していない」かであろう。

【第二次世界大戦で、ナチスドイツはソ連に侵攻しました。その過程で、ソ連の一部を構成していたウクライナも関わっていた】
 主に東部・西部で対応が分かれて、西に近い方たちは、一部ウクライナ蜂起軍(UPA)という形で、一時的ではあるんですが、ナチス・ドイツに協力をしたことがある。 ただ、これは最初だけである。当初の一時期ナチスに協力をした方が、確かにウクライナの中にいた。
 一方で、実はソ連軍を構成する人の4分の1はウクライナ人だったという事実もあるのだ。
 戦後、ソ連側はウクライナ蜂起軍(UPA)がナチスの協力者だっただろということで、ウクライナをナチス呼ばわりするようになった経緯あるのだ。

画像8


【プーチン大統領の極端な歴史認識の誤り ソ連軍を構成のウクライナ人たちのことは考慮せず、UPAだけを取り立て、ウクライナはナチスだとした】
 戦後も、実際にはUPAの人たちは、戦後もゲリラ化して、山にこもって、反ソ連活動を続けていた事がある。だから、ソ連の中ではナチス協力者だと言われてきたのだ。
 つまり「歴史の一部を切り取って、解釈が定まってしまった」という解釈しており、完全にプーチンの認識が誤っている。
非常に極端な歴史的解釈である。それを公式にプーチン大統領が発言をし、ウクライナの侵略を正当化しているに過ぎない。
 要するに、欧米のNATO加盟国は、ロシアにとって非常に危ないと極端にプーチンは思っている。
 だから、2014年にもウクライナのクリミア半島やドンバス地方をロシアに剥奪されている。

▼「悲劇だが、他に選択肢はなかった」とウクライナの侵略を正当化している

画像9



【北欧のフィンランド・スウェーデンがNATO加盟になれば、対ロシアの勢力地図は大きく変わる】
 ここに来て、北欧のフィンランド・スウェーデンが、あの残酷なウクライナの民間人の集団殺人やジェノサイドは国際法上も人道上もゆるされない戦争行為や弛まぬNATO加盟諸国の支援でこの2カ国は舵を中立からNATO加盟に舵をきったのである。
 たとえ、プーチンの歪んだ歴史認識があっても、今後の勢力は大きく変化するから、手をだせないだろう。
 プーチンにとっては、誤算であろう。これで、ロシアは完全に孤立することになる。
 自分で「正義」の定義を決めて、思い込んで「旧ソ連」体制にしかたったのだろうが、もはや絶対に無理である。
 ウクライナでの蛮行をそんな国もゆるはずがない。問題は追い詰められて、「化学兵器」や「核兵器」を使うか? それが気がかりである。
 間違いなく、プーチンのロシアは読み間違いをした。大きな代償である。

#北欧2カ国 #プーチン #ヤブヘビ #読み間違い #フィンランドとスウェーデン #NATO加盟 #ロシア慌てる #大きな意味がある #ロシアの非人道性  
 
 
 
 

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?