統合失調症患者として生きる その4
保護室から出て入った病室は二人部屋でした。
ベッドとベッドの間にカーテンがありましたが、同室の患者さんはカーテンを閉めてほしくないと看護師さんから聞いていました。
それでも、相手を視界に入れたくなくて、自分も見られたくなくてカーテンを閉めがちでした。彼女は喫煙者だったので喫煙所で過ごす時間が多くなり、このため追及されずに済みました。
朝起きると、ロビーに体温計がおいてあり、各自検温することになっていました。
起床時間は6時なのですが、朝食の7時20分頃までは寝ていられまし