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第1回「困った、猫のおしっこの悩み」

こんにちは!今回から始まる新コーナー「飼い猫”ぎん”との暮らし」では、我が家の愛猫ぎんとの日々を綴っていきます。第1回は、ぎんが直面している「おしっこ」の問題と、その解決に向けた取り組みについて、リアルタイムでお伝えします。

ぎんとの出会い

ぎんは、ミヌエットという掛け合わせの新種の猫で、生後4ヶ月の時にうちの子になりました。実は、ぎんを迎えたきっかけは少し変わっています。

ぎん

うちには15歳になる頭の良い元捨て猫の「グレー」(トラジマ)と、16歳の白いチワワの「モモ」がいます。
1月のこと。私があまりにもグレーを好きすぎて、亡くなった時のショックが大きくなると心配した母が、猫好きの友人の勧めで見つけた、ペットショップの格安譲渡の話を聞きつけたのです。私は、ペットショップで動物を買ったことはありません。

母とモモ

見に行ってみると、そこにいたのは、4ヶ月の可愛らしい子猫。母は私のためと言いつつ、すっかり魅了されて連れ帰ることになりました。こうして、ぎんは我が家の新しい家族になったのです。

成長の様子

ぎんが来てから約8ヶ月が経ち、すっかり我が家に馴染んでいます。グレーは、(すでに亡くなってしまった)三毛猫のキティが来た時、自分の子供を育てるようにお世話にしようと頑張ったんですが、ぎんはちょっと大きくなりすぎていたためか、あまーり仲良くなれませんでした。モモとはまあまあ仲良く過ごしています。
最初ぎんは同じ猫の先輩に近寄っていったのですが、グレーは「なんだこの若造」という感じなのか、最初は飼い主の手前あからさまには嫌うそぶりは見せませんでしたが、面倒になったのか、シャーと言ってぎんを遠ざけてしまいます。そこにぎんのストレスがあるのかもしれませんが、家は猫には広いので一人でのびのびできる場所へ行きくつろぐことができるので、二人の仲は離れて行きました。

ぎん(左)とグレー(右)飼い主の手前仲良しを装っている

おしっこの悩みが発生

しかし、最近新たな悩みが出てきました。ぎんが不意にトイレ以外の場所で排尿するようになったのです。これは、発情期にある「スプレー尿」とは異なり、座位で尻尾を低くし普通に排尿しているんですが、床やマットの上、畳んだ洗濯物の上や、動物用のベットの中などに排尿するんです。このため、洗濯や消臭など、お世話の手間が増えました。何より、心配になったので、獣医さんに相談することにしました。

獣医さんとの相談

定期的に獣医さんにおしっこを持って行き、相談しています。幸い、健康面には大きな問題はなく、去勢手術を行うための健康条件もクリアしているそうです。ただ、問題行動が治らないので、尿路結石やストレスによる病気の疑いもあるとのこと。

去勢手術は1ヶ月後に予定していますが、それまでの間の対策として、獣医さんからいくつかアドバイスをいただき、実行しました。
「猫がトイレ以外のいろんな場所でおしっこするようになってしまった時」は、何らかの原因(病気、ストレス、トイレの衛生面など)がある。トイレに関して今回対策したこと。

  1. トイレを増やす:ぎん専用のトイレを新しく用意。

  2. 砂を変える:ぎんの好みに合った砂を探すため数種類の砂を用意。

  3. トイレの場所:静かで落ち着ける場所(2箇所)に増設

  4. 清潔さを保つ:こまめな清掃を心がける

  5. ストレス軽減:好きなおもちゃで遊ぶなど、積極的にコミュニケーションをとる

これからの対策と期待

アドバイスを参考に、トイレ環境の改善から始めています。ぎんが安心して排尿できる場所を作ることが、問題解決の第一歩だと思います。
次のリンクは、近所のホームセンターで見つけた獣医師おすすめの猫トイレキット。

排尿行為がスプレー尿ではない場合、去勢手術でOKという訳ではありません。尿路結石などの病気でトイレが間に合わなかったりする場合がそれで、あくまでも現在進行形で潜んでいる病気を治す治療や方法が先なのです。

ただ去勢をすれば、発情期ゆえのマーキング行動(=スプレー尿)や縄張り意識による排尿が軽減される可能性はあるそうです。また、もちろん去勢により尿路結石や前立腺がんなどのリスクも軽減されたり、雌猫を求めてストレスを起こすなどの問題もなくなります。

ただ、そうした動物の自然の摂理に去勢という方法でメスを入れていいのか。動物の福祉的な角度から考えると複雑な気もしますね。ホルモンバランスを調整する薬などで症状を緩和する方法もあるようです。

そのままでいてほしい

ぎんについていうと、現状は発情の様子はまったく見られません。生後4ヶ月でうちに来た時よりも二回りほど大きくなっただけで、いたずら好きではありますがわりと穏やかな子猫です。去勢をするとそのせいで穏やかすぎる性格になってしまうのがどうなのか?そんな心配もあって、去勢手術以外に猫の生きる道はないのか?など考えたりします。

とにかくぎんの様子を注意深く観察しながら、少しずつ改善していけたらいいなと思っています。これからのぎんの成長と、問題解決への道のりを、このコーナーで綴っていきたいと思います。

皆さんも、愛猫との暮らしで何か悩みがあれば、ぜひ教えてくださいね。一緒に、飼い猫にとってより良い環境を考えていきましょう!

次回は、今回のトイレ対策の効果はあったのか。詳しくお伝えする予定です。お楽しみに!

Last edited 21 分前

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