ササノエル取材日記

パラフォト代表。パラスポーツを伝えるファンのメディアを作ろうと、シドニー大会から夏・冬のパラリンピックをNPOメディアのチームで取材配信。パラアスリートの感性や現地観戦・交流によるインスピレーションでパラスポーツの街づくりが進むことを願っている。

ササノエル取材日記

パラフォト代表。パラスポーツを伝えるファンのメディアを作ろうと、シドニー大会から夏・冬のパラリンピックをNPOメディアのチームで取材配信。パラアスリートの感性や現地観戦・交流によるインスピレーションでパラスポーツの街づくりが進むことを願っている。

マガジン

  • 飼い猫「ぎん」との暮らし

    愛猫家の皆さん、こんにちは! これまでパラスポーツ取材日記を綴ってきましたが、猫を飼っているため「飼い猫ぎんとの暮らし」コーナーを新設します。主役は、我が家の1歳になったばかりのミヌエット猫・ぎん。かわいい瞬間も悩ましい瞬間も、リアルな猫との暮らしをお届けします。 このコーナーの特徴は3つ。 ・大好きなぎんの成長物語 ・獣医さんとの相談内容や専門家のアドバイスメモ ・愛猫家の皆さんも試せる猫との暮らしの問題解決方法 きっかけとなる第1回では、ぎんのおしっこの悩みと対策について。生後1年で去勢手術を控えたぎんですが、急にいろんなところでトイレするようになりリアルに毎日大変!。どうなるか?! ぜひ、ぎんとの成長を一緒に見守ってください。コメント欄シェアもよろしくお願いします。

最近の記事

第3回ついにぎんの去勢手術そして、猫のてんかん?!

飼い猫「ぎん」との暮らしも半年が過ぎ、ついに去勢手術の日がやってきました。多くの猫の飼い主さんが経験する大切な節目の日について、私たちの経験は平凡なものかもしれませんがお話ししたいと思います。そして、ぜひ、去勢手術について、しなくても良かったという思いの経験や例、ご意見がありましたら、教えてください。 去勢手術をめぐる疑問去勢手術については、多くの飼い主さんが様々な疑問を持っていると思いますが、私もそうです。「手術のリスクは?」「性格は変わってしまうの?」「適切な時期は?」

    • 第2回 突然の愛犬モモとの別れ「子宮蓄膿症」、避妊手術は重要です

      こんばんは。このコーナーは、パラスポーツ記者のササノエルの飼い猫「ぎん」との暮らしをかいま見ていただくコラムですが、いきなり2回目の今日はぎんの物語ではなく、私たちの家族の一員、チワワ(アイフルの宣伝で知られる従順そうな小型犬)のモモについて避妊手術をしなかった犬の病気について経験を共有したいと思います。昨夜、モモが急遽旅立ってしまいました。 モモとの出会いは、コロナ禍で韓国へ帰国せざるを得なくなった方から引き取ったことがきっかけでした。16歳になる彼女は、人間が大好きで、

      • パリパラリンピックのインプレッションから横浜国際プール問題を考えてみる(その1)

        セーヌ川に陽射しが映り込みパリの街が輝く。パラリンピック閉幕から一月、遠い昔の記憶のようでもあり、熱狂がすぐ間近に蘇ることもある。20年前、アテネ(2004年)でパラリンピックの現地取材を始めてから、この夏の祭典を20年、6回追いかけてきた。そして今、パリでの経験を胸に、あらためて「パラスポーツの街づくり」という命題に、新たな光を見出そうとしている。 今回、出発前から特に気になっていた地元・横浜の「横浜国際プール廃止問題(PARAPHOTO 記事)」を視野に、思索の一端を共

        • 第1回「困った、猫のおしっこの悩み」

          こんにちは!今回から始まる新コーナー「飼い猫”ぎん”との暮らし」では、我が家の愛猫ぎんとの日々を綴っていきます。第1回は、ぎんが直面している「おしっこ」の問題と、その解決に向けた取り組みについて、リアルタイムでお伝えします。 ぎんとの出会いぎんは、ミヌエットという掛け合わせの新種の猫で、生後4ヶ月の時にうちの子になりました。実は、ぎんを迎えたきっかけは少し変わっています。 うちには15歳になる頭の良い元捨て猫の「グレー」(トラジマ)と、16歳の白いチワワの「モモ」がいます

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        • 飼い猫「ぎん」との暮らし
          3本

        記事

          多様性への議論を巻きおこしたイマネ・ヘリフの勝利。女子ボクシング66kg級決勝戦

          2024年8月10日、パリオリンピックのボクシング女子66kg級決勝戦がローランギャロスで行われた。アルジェリアのイマネ・ヘリフと中国の楊柳(YANG Liu)による注目度の高い一戦が終わった。試合は5-0の判定でヘリフが勝利し、金メダルを獲得した。 決勝戦では、ヘリフの強靭なフィジカルと冷静さで、試合の前半から積極的に攻め、楊に自身のペースをつかむ余地を与えなかった。ヘリフのパンチが次々とヒットし勝利に繋がった。 試合後、ヘリフは「この金メダルは、私を支えてくれたすべて

          多様性への議論を巻きおこしたイマネ・ヘリフの勝利。女子ボクシング66kg級決勝戦

          パリ五輪ボクシング女子66kg級、想いが揺れる準々決勝。イマネ・ヘリフ選手をめぐる、競技・組織・社会は・・

          8月3日に行われたパリオリンピック、ボクシング女子66kg級の準々決勝で、アルジェリアのイマネ・ヘリフ選手がハンガリーのアンナ・ルカ・ハモリ選手に勝利した。しかし、この試合結果を巡り、ヘリフ選手の出場資格に関する議論が再燃している。この問題は、パラリンピックのクラス分けや多様な障害の選手でどう競技の公平性を保とうとしているかを、多くの人で考えるうえでもぜひ議論したい問題だ。 ヘリフ選手は、2023年の世界選手権で性に関する検査に不合格となり失格となったが、国際オリンピック委

          パリ五輪ボクシング女子66kg級、想いが揺れる準々決勝。イマネ・ヘリフ選手をめぐる、競技・組織・社会は・・

          2022あけましておめでとうございます。

          美と健康の維持に熟考を要する年代に差し掛かり自己鍛錬から切り替えて(っていうと格好いいけど、継続が難しく・・)昨年よりジムで鍛え始めました。走ったり伸ばしたり上げたり跳ねたり・・サウナも重要です。 さらに今年はトレーナーさんに指導を仰ごうか計画中。いずれソロで楽しめることを目標にしばらくと考えています。皆さま、お身体どう鍛えていますか? コロナ下が3年目に突入。 北京も控え、そろそろ落ち着いて(パラ)スポーツの価値を見つめなおしたいところ。 北京オリパラ情報を求め書店

          2022あけましておめでとうございます。

          noji×Jumpei_20211208/決起集会レポート

          強くて、優しくて、やんちゃなところが共通点のふたりのアスリートが、東京パラが終わった3ヶ月後に、これからの子どもたち、地域の人々へのアプローチを考えるために集まった。 (コラボしようと話し合う作戦会議に立ち会うことができ、ファンとしてなにより幸せ・・) 東京パラのトライアスロンに出場した木村潤平選手は、社会福祉法人ひまわり福祉会がサポートするトライアスリート。一般社団法人Challenge Active Foundation代表理事として団体の活動も始めたところ。水泳選手だ

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          1964→2020いま、再び。その先へ。~オリンピック、パラリンピックの枠を越えて~ 横浜市緑区企画・パラリンピック記録映画上映会/NHK解説委員・竹内哲哉さんと観て

          6月26日。長津田の横浜市緑区民文化センター「みどりアートパーク」のギャラリーで、1964年に開催された東京パラリンピックの記録映画(NHK制作)を鑑賞した。 会場には、NHK制作局副部長兼解説委員で、スポーツ、パラリンピック、福祉を担当される竹内哲哉さんが登壇していた。竹内さんは2ヶ月後、NHKの第一線の現場でパラリンピック報道に携わる人だ。 こんなふうに、自国開催前の番組準備でお忙しいなか、週末の時間を使ってご自身の大切なテーマであるパラリンピックについて語る時間をもち

          1964→2020いま、再び。その先へ。~オリンピック、パラリンピックの枠を越えて~ 横浜市緑区企画・パラリンピック記録映画上映会/NHK解説委員・竹内哲哉さんと観て

          映画「蹴る」その後が語られる、中村監督の動画が公開された!

          こんにちは。お正月モード、早くも自粛スタートで吹き飛びました・・が、
負けずに、パラスポーツ界に朗報です。 映画「蹴る」の中村和彦監督が、Yahoo!クリエイターとなり、最初の動画作品がYahoo!ニュースに掲載さました。なんとYahooスポーツのトップにも紹介されていました。 「感染で重症化の恐れも〜電動車椅子サッカー、コロナ禍でW杯出場に挑む葛藤」日本語字幕つき。 https://yahoo.jp/oVGuWK コロナ禍でも電動車椅子サッカーの競技活動は続いています

          映画「蹴る」その後が語られる、中村監督の動画が公開された!

          インクルージブ・スイミング、千葉・馬橋から!

          あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 新年3日目に、千葉県の馬橋で開催された、仁スポーツネットワーク代表の榎本仁さん主催の水泳練習会「泳ごう会」の練習の最終日に取材に行ってきました。 昨年、引退宣言をしたパラリンピアンの森下友紀さんがコーチ役を初経験するということで、友紀さんが、どんなことを感じながら何をして過ごしているのか刻んでおきたいと思って。 詳しくは後ほどパラフォトの記事にしますが・・ちょっとだけ、この練習会のことをメモしておきたい

          インクルージブ・スイミング、千葉・馬橋から!

          2020年お世話になった皆さまへ

          いよいよ2020が最後の日を迎えました。 この20年、夏と冬2年おきに、すべてを忘れて楽しみ伝えようとした大切なモチーフであるパラリンピックが、疫病のために延期になってしまい、私にも新たな時間が流れています。 現地観戦を通じて「スポーツの楽しさ」を知り、「社会モデル」の課題に触れ、世界中の選手の挑戦や障害と繋がる豊かな時間があることを知ることができました。最高の取材活動だと思っています。 私はシドニーではリモートで写真をアップロードしていましたが、冬のソルトレークからは

          2020年お世話になった皆さまへ

          ヨコハマ・パラトリエンナーレ「パラ枠をこえる伝えかた」乙武洋匡さんが登壇!

          ヨコハマ・パラトリエンナーレ<コア期間>2日目(11月21日・土曜日)は、「パラ枠を超える伝えかた」をテーマに公開トークが行われ、ゲストに乙武洋匡氏を迎えた。会場の横浜市役所アトリウムは、コロナ感染増のため予定されていた一般観覧席が撤去、招待されていた「メディアラボ」のメンバーのみだった。 多様な20人が集まり9月から約3ヶ月オンラインでこのテーマを話し合ったコミュニティ・プロジェクトが「メディアラボ」である。 乙武さんについて 乙武さんは、四肢欠損で生まれつき手足がな

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          WHO I AM HOUSEが特別オープン!TOMA CUP 子どもボッチャ大会が開催。

          11月3日、東京オリンピック・パラリンピックに向けて豊洲(東京都)に建てられた「WHO I AM HOUSE」で、子どもたちが主催・運営するボッチャ大会「TOMA CUP」が開催された。 この企画は、トリノパラリンピック・アルペンスキー 日本代表の野島弘さんの企画で、主催は、障害のある子、ない子を率いて全力で遊びまわる「ZEN」の活動に参加する子どもたち。 「TOMA CUP」リーダーの賀川統馬(小4)くんら子供たち6名が運営チームを結成し、準備、受付、司会進行、表彰式など

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          ニコン銀座が半世紀の業務終了。パラスポーツ取材への協力をありがとう!

          はじめましての”note”だけど、さようならの話題です。ニコン銀座・業務終了にまつわる話をします。 コロナとオリパラ延期で時代がニューノーマルというところへシフトしようとする2020年も、残すところあと2ヶ月半。私たちパラスポーツをモチーフとするNPOメディア・パラフォトを取り巻く社会の環境も変わろうとしている。 10月16日(金)、ニコン銀座のプロサービスセンター(NPS)が業務を終了した。新宿がニコンプラザ東京となり銀座での業務を統合して再開する。 日本屈指のカメラメ

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