サムハラの神の渦の中に
※31日間チャレンジ25日目。
先日、大阪に行った際に、サムハラ神社さんに初めて詣でて、ご祈祷を受けた。
その際に、祓詞の中で
『サムハラの神の渦の中に・・・』
と出てきて、驚いた。
サムハラ神社の主祭神は、天之御中主神と、高皇産霊神、神皇産霊神の造化三柱。サムハラの神はその三柱の総称とされているらしい。
その、天之御中主神を祀ったお社に、覚えがあったからだ。
それは、大阪天満宮の中にある天之御中主神のお社。
大阪天満宮を訪れる際には、必ず毎回、天之御中主神のお社のところまでお参りしている。
その時に、神さまが、いつも、渦を巻いている銀河のお姿で頭上に現れるので、
「さすが天之御中主神、お姿も銀河なんだなあ」
なんて思っていたのだった。
サムハラ神社さんの祝詞の中でも、まさにダイレクトで『渦の中に』と出てきたので、あまりにもピッタリすぎてびっくりしたのだった。
神さまのお姿の見え方って、実は見える人でもかなりみんな違っていて(神さまのお姿だけでなく、姿のないものの見え方って、結構違うんですよ、見える人によって。)、霊能力の修行中にも、そのことをかなり意識していた。同じ場所に行って、同じ神さまを一緒に拝んでも、人によって見え方も違うし、受け取るメッセージの角度も違ったりする。
これは、現実世界でも同じで、同じ経験をした人でも、全く違う印象を受け取っているものだ。小学校のクラスメート同士でも、同じ授業を一緒に受けたはずなのに、その先生に対する印象や、授業内容の捉え方が全く違ったりするのと同じだ。
だから、同じように見えたりする時は、なんだかシンパシーを感じて嬉しくなる。私はサムハラ神社さんの祝詞を聞きながら、それを感じた。サムハラの神さまは、大きすぎてなのか、人の姿には見えなくて、ただ、意識がどんどん頭上から引っ張り出されて広げられて宇宙と一体になっていくような、何も考えられないような感覚にスポーンと放り出されて、体の感覚が薄れてその場にいないような感じになって、さらに祝詞も本当に美しくて内容も私の言いたいことが全部余さず言葉にされているのに驚いて、圧倒されすぎて涙が出た。
大阪天満宮の天之御中主神さん、本当に美しいんですよ。あそこで拝んでいると、一瞬無音に包まれる気がするんです。実際、すごく静かな場所なんですけどね、そういう静けさと違う、なにかこう、無音、って感じに、一瞬なるんです。
すごく好きな場所です。