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記憶の整理

2年前、担任に自傷行為がバレて親に言った方がいいと言われた

先生に迷惑をかけたくなかった
だから最終的に許可した、してしまった


自傷行為を親に知られたくないと思っていた
それは今でも変わらない

こんなことを言うと親に迷惑をかけたくないとか心配かけたくないとか思っていると思われるかもしれない
でもそんなわけではない たぶん

とりあえず知られているという状況が気持ち悪くて仕方がない

親はいい人なはずだから知られたらそこそこ心配はしてくるんだろうけど、そして実際心配はしてきたけど、それに嫌悪感がすごい

言い方は悪いけど、こんな時だけ親ヅラしてくるんじゃねぇよって思ってしまう

これまで僕がちょっと愚痴ったら私の方がしんどい俺の方がしんどいって言って捲し立ててくるくせに
それでその話を流したら物に当たったりヒステリックにキレ散らかしてくるくせに


こんな時以外でもたぶん親として接してくれてるはずなんだけどな
なんで親ヅラだなんて思ってしまうのか

たぶん親のことが嫌いなんだろうな
せっかく生んでくれてここまで何不自由なく育ててくれたのに嫌いだなんて最低な子どもだ

ちゃんと愛してくれてるはずなのにそれでも愛されてないとか親が怖いとか嫌だとか考えてるから、これはきっと自分が悪い
完璧に

それでも本心は誰かに親を嫌っていいと許してもらいたい
誰に許してもらいたいのかはわからない

沸点がわからなくてすぐヒステリックになって人格否定してくる母親と物に当たって暴言吐いて怒鳴る父親
どうやったら怒らせずに済むかずっと考えてピエロになってきた
機嫌を損ねないように一言一句気をつけて話した

機嫌がいい時は冗談も言ってくるしまだいいんだけど
なぜかお互いが揃っている時が2人とも一番機嫌が悪い

小さい頃から親が怖かった

母親があまり料理をしないひとで、僕と妹は幼稚園や小学校、中学校のあとおじいちゃんちに行ってご飯を食べた
もっと愛されたかった

夜家に帰って親に勉強したものを聞かれて答えて大体時間が足りないとか量が足りないとかで怒られた
昔は首根っこを掴まれて玄関にぽいって投げられたこともあった
あの時の親の激昂した顔と足取りは忘れられない

殴られたことは記憶の中ではないと思う
けど暴言とか人格否定とか時々蹴られたりするのがきつかった

怒られるたびに二酸化炭素吐いてるだけで無駄だとか何でこんなクズが生まれてきたんだとかろくでもないとかそんな言葉が飛んできた

担任とか学校の悪口も平気で僕らの前で言ってきたし、友だちの悪口も言われた

親も疲れてるんだと思う
僕とか妹が無駄なことをしすぎていらつくんだろう

だから愛されているのは本当で全部僕たちのことを思ってやってくれている
それに違和感を感じる自分がおかしい

でもなんか愛されている感じがしない
周りの友だちの家族の話を聞いたら暖かさがあるのに

もちろん僕よりはるかに酷い環境だった友だちもいた

そんな友だちを見てるとなんでこんなに恵まれてるのに自分は親を好きになれないんだろうな、と思った

反抗期とか思春期とかもあるのかもしれないけど、それならそれが始まる前の感情はどうなるんだろう

お願いだからいい親なんだし嫌いなんてだめだよ、なんて言わないで

いつかなんで親が嫌いなのかわかるようにするからさ

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