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waraineko
乱読ぶる
「あなたには暇がよくない。暇を埋めた方がいい。」
かかりつけの医師にそう言われて、どうつぶすか考えた。
本を読むことにした。
いつも本屋ではなかなかビビっと来る本が見つからず寄ってもすぐ帰るのだが、「とにかく読もう」とスイッチが入っているからか、直観のセンサーがよく働いたようであれもこれも気になり6冊も購入していた。
自分でもびっくりである。
タイトル、帯、そしてパラパラとめくり吟味、難しすぎないか、自分の肌に合う書き方か、あとはもう直観でタメになりそう!という本を選んだ。
ジャンルは様々で小説に芸人のエッセイ、ビジネス書に新書とPHP文庫、知的生き方文庫。
家に帰ると早速本を開いた。
本の匂いが好きで、必ず嗅いでしまう笑
各本を毎日20ページ読み進めると決め、飽きたら別の本、また飽きたら別の本と代わる代わる本を回し読み?してみた。
これが効果的で、一冊をひたすら読むときよりも明らかに頭への負荷が少ない感覚。
ジャンルの異なる本なのもいい感じに脳がリフレッシュされるというか、飽きがこないから集中力も続いた。
合計で7000円近く支払っているので、これは無駄にしたくない!という気持ちも芽生えてそれがいい作用をもたらしている。
気になる個所はノートにメモをして時折見返している。
特に面白かったのが、ジャンルの違う本なのに同じような内容を書いていることが数回あった。
なるほどみな同じような気づきを得ているんだなと感動。
私は普段暇な時間に不安なことや悩み、余計な事をあれこれ思案してしまい、とらわれて無駄に時間を消費することが多い。
とにかく本を読み進めるという作業が、着実に前に進んでいる、身になっている、生産性がある行動をしている。脳への良い作用が働いている感覚が気持ちいい。
今後も続けていきたい。