#18 デスクトップPCを飛行機で持っていく!
みなさんは普段どんなPCをお使いですか?大学では、研究も私用もノートPCという方が多いように思います。しかしオフィスではまだまだデスクトップPC+大型モニタという組み合わせもポピュラーなのではないでしょうか。僕は学生時代から Mac ユーザーですが、自宅では iMac というモニタ一体型デスクトップPCを、外では MacBook を使っています。
iMac 27 を使うと他の環境に戻れない
自宅で使っているのは、写真の iMac 27、27インチの5Kモニタ一体型のPCです。モニタが大きいので、例えばオンライン会議を画面の左上で開きながら、資料を右側で開き、左下部にはその他の資料を小さめのウインドウで表示させる、なんていうことが普通にできます。5K解像度なので画面のきめもとても細かく、気持ちよく文書作成をすることができます。私はそんな iMac 27 の、スタンドが付いていない VESA マウントアダプタ搭載モデルを使っています。これをを使うとあまりに快適で、もう他の環境に戻れません……
ドイツに引越した後、自宅でのメインPCをどうするかは重要課題です。ノートPCに外部モニタを接続する手もありますが、27インチ5Kモニタというのはなかなかなく、あっても非常に高価です。ならば、と思いついたのが、
無印良品のスーツケースがシンデレラフィット!
しかし、デスクトップPCを海外に持っていくにはいくつか難点があります。
検索すると、iMac 27 の移動はみなさん色々と工夫されているようです。今日は、僕が新しい方法を提案したいと思います。今回はルフトハンザ航空便で羽田 → フランクフルトと移動しますが、追加料金なしで預け入れ荷物にしてしまおう、という作戦です。エコノミークラスでも2個まで無料で荷物を預けられますが、条件は次の通りです。
3辺の和が 158cm 以内、重さ 23kg 以内で、預けて大丈夫な梱包をして無事 iMac 27 を移動させるため、さんざん調べた結果、意外にも最適解は無印良品にありました。このスーツケースを使います。
このスーツケースは飛行機に預けられるギリギリの大きさを想定して作られているので、3辺の和はぴったり 158cm!店舗ではこの大きさは在庫していないことが多いのですが、内寸に iMac 27 が収まることを確認しました。
では梱包開始〜
では手荒く扱われても画面が割れないような梱包を始めます。
プチプチで丁寧に巻いていきます。
背面も同様に巻いていきます。
断面図。モニタ側を5重に、背面を4重に巻きました。
梱包終了。
スーツケースには緩衝材として、冬用のダウンジャケット、ダウンベスト、コート、カジュアルジャケットを外側に詰めます。スーツケースを引っ張る時に使うハンドルがある側の方が丈夫なので、そちらを使います。十分に詰め物をしたら、iMac 27 の背面が外側になるように載せます。まさにシンデレラフィット🎊
さらに保護のため、段ボールを二重にかぶせて完成です。この状態(緩衝材としての冬物衣類+ iMac 27 本体のみ)でスーツケースの重さ込みで 16.5kg でした。預け入れ荷物は 23kg まで大丈夫ですので、あと 6kg ほどの荷物を残りのスペースに入れることができます。
無事の到着を祈る!
さて、この状態で預け入れ荷物として預けて、その後は手荒な扱いを受けることになるわけですが、無事ドイツまで持っていけるのでしょうか?自宅について開封したら、結果報告したいと思います。この iMac 27 はストレージを 1TB に、メモリを 40GB に拡張しているので、約30万円かかっています。どうか壊れずに持っていけますように!
今日もお読みくださって、ありがとうございました🖥️📦🛫
(2023年7月27日)