#176 ハッピーバースデーを歌って大きなしあわせを手に入れた日🎂
先日、友人の誕生日のために、別の友人と一緒に歌を歌いました。誕生日の友人に喜んでもらえたことも嬉しかったですが、別の友人ともとても素敵な時間を過ごせました。今日はそんな、「ハッピーバースデー」リモート合唱の話です!
誕生日はやっぱり歌!
ある友人とオンラインで話していて、「ひょっとして、〇〇さんの誕生日前に3人で話せるのって、今度が最後じゃない?」という話になりました。「じゃあお祝いしなきゃ」となり、急いで準備を始めました。
下の記事で、長年弾きたかった曲『Etude』を駅ピアノで弾けたよ、と伝えていたので、それを披露するね〜と見せかけて、途中からハッピーバースデーの曲に変わっていくようにアレンジしました(アレンジというほど大袈裟なものではないが……)。一緒にお祝いする友人とは、「じゃあ3人で話す前に合わせる練習しようね」と打ち合わせしました。
最初は、Zoom ノイズキャンセリングの罠!
友人と話す時はいつも、Zoom Workplace を使っています。合わせ練習の前に、「ピアノの音はちゃんと Zoom に入るのだろうか?」と疑問に思い、Zoom を録画にセットして、ピアノを弾き、ハッピーバースデーを歌ってみました。すると思いがけないことに気づきました。
それは、Zoom が楽器音をノイズと判断して取り除いてしまい、録画ではピアノの音は見事にほとんど入っていません。そして画面には、「音楽の演奏をしていますか? その場合は設定を変えてください」の表示が。
いろいろ試すと、デフォルトの会議モードではピアノの音がカットされてしまう一方、「Live performance audio」モード(現在はベータ版)を使うと、ピアノの音もきれいに入ることが分かりました。
ちなみに、ピアノはデスクトップPCから少し離れたところにあるので、iPhone をワイヤレスマイクとして利用できるモードを使い、さらに iPhone に差し込んで使う高感度、高耐音圧のマイク iQ7 を使いました。
この iQ7、数年前に TEDxRikkyoU に登壇した際、プレゼン音声に使う「焚き火の火がパチパチいう音」を撮るために買ったものでしたが、意外なところで活躍してくれました! そのマイクを特集している note 記事を見つけました!
お次は、タイムラグの罠!
「よし、これで歌もピアノもちゃんと入る」とわくわくして臨んだ友人との練習。「じゃあ合わせるよ」とピアノを弾き、『Etude』からハッピーバースデーの曲へ。しかし僕(オランダ)が入るタイミングと、友人が画面の向こう(日本)で入るタイミングが1秒くらい違います。「だから〜そこじゃなくって、ココ!」と何度かピアノを弾いて説明しますが、何度やっても合いません。
その友人も長年音楽に触れていた人なので、「ここで入れば音楽的にまとまる」は分かっているはずです。しばらく話しているうちに、「これって Zoom のタイムラグじゃん?」ということになりました。オランダと日本をデータが行き来する間に、会話しているだけでは気づかないタイムラグがあったようです。
日本ではちゃんと僕のピアノと声も合って聞こえているらしく、お祝いする友人も日本に住んでいるので、「じゃあ、これでいいってことにしよう」と大笑いして本番を迎えました。
🎂 🎂 🎂
無事歌えた、ハッピーバースデー
3人で話す約束の時間が来て、何気なくミーティングルームに入ってきた誕生日を迎える友人。そこで僕がピアノを弾き始め、練習通りにハッピーバースデーを合唱しました。喜んでもらえたことに加えて、やる側もとても楽しく、最高の思い出になりました。
自分が祝ってもらってしあわせだった誕生日の記憶もいいものですが、大切な人の誕生日を祝う側としての思い出も、また素敵ですね。来年は何をしようか、今からワクワクしています。
ということで、Zoom でハッピーバースデーを「リモート合唱」する時のコツは次の3つでした!
みなさんもぜひ、「しあわせのハッピーバースデー」をリモート合唱してみてくださいね🎂🎉🎈
今日もお読みくださって、ありがとうございました✨
(2025年2月5日)