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自分好みに精米。お米本来の旨味をお届けします。

 一般的なスーパーに売られているお米とはまるで違う、篠来たるの美味しいお米。玄米でお送りしているのは、「精米したてが一番美味しいから」だけでなく、「酸化を防ぎ美味しさを保つから」でもあります。
今回は精米のことについてお送りします。(読了目安 3分程度)


精米とは?

 精米とは、玄米から「米ぬか」と「胚芽」を取り除くことで、白いお米に仕上げる作業のことです。普段目にする白米はこの工程を経てできあがります。ただし、白米は空気に触れることで酸化しやすく、水分も少しずつ失われてしまいます。そのため、精米したばかりのお米が一番美味しい状態だと言われています。

分つき精米とは?

 「分つき精米」とは、玄米から「米ぬか」を一部だけ取り除く精米方法です。削る量に応じて「3分つき」「5分つき」「7分つき」といった段階があり、数字が大きくなるほど白米に近づきます。ぬかにはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、健康志向の方や独特の風味を楽しみたい方に人気です。一方で、炊く際に少し手間がかかったり、ぬかの味や食感が苦手という方もいます。

分つき米の取り入れ方

 初めて分つき米を試す場合は、「7分つき」のように白米に近いものから始めることをお勧めします。また、白米を混ぜながら徐々に割合を変えていくことで、無理なく慣れることができます。自宅で精米すると少量から試せますので、ぜひお好みの具合を見つけてください。

美味しい玄米の炊き方


米を両手ですくい上げ、お米の表面に少し傷がつくようにしっかりとこすり合わせて洗います。『しっかりこすったら流水で流す』を水の濁りがなくなるまで繰り返してください。洗いあがった米は一旦しっかりと水をきり、その後半日以上浸水させます。炊飯器により浸水時間の指示がある場合は指示に従ってください。

お米の保存方法

 精米したお米は酸化が進みやすいため、できるだけ早く使い切るのが理想です。保存の際は密閉できる容器を使用し、直射日光や高温多湿を避けて冷暗所で管理してください。スペースに余裕があれば、冷蔵庫の野菜室で保存するのが最もおすすめです。ただ、お米は匂いを吸収しやすいので、流し台の下など匂いのする場所の近くはお勧めしません。唐辛子をお茶パック」に数本いれて、米櫃に入れておくと害虫対策になります。

自宅に精米機があるとこんなに便利!

 自宅に精米機があると、精米したてを召し上がっていただける上に、残りは酸化を防いで保存することができます。コイン精米機だと一度に大量にしなければいけなかったり、分つきも選べたり選べなかったりします。さらに、行く体力と時間を節約できるので、沢山メリットがあります。

最後に

 最近、お米の価格が上がってきています。以前、「価格が手頃だから」とスーパーで5キロのお米を購入し、2合炊いて食べてみたものの、自分には合わず、残量を見てどうしようかと悩んだことを覚えています。
聞いた話によると、スーパー等の小売店で売られているお米は、様々な農家のお米が混ぜられたものだそうです。本来、田んぼの様々な条件や栽培方法で味は違ってきますが、源流のきれいな水のお米も、下流域のお米も、減農薬で丁寧に育てたお米も、そうでないお米も全部混ざったものが袋詰めされています。味の違いもありますが、農薬の使用が多いと、土壌や水質にも影響を及ぼす可能性があるため、環境への配慮を考えると、産地を意識することは大切だと感じます。お米を選ぶ際には自分の価値観や環境への影響を考えて選ぶことが大切だと思いました。

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