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ありがとうって胸を張ろう
先日の記事から何度か藤井風さんの「帰ろう」の一節を引用させていただいた。決して前向きな内容ではなかったので申し訳ない気分だけど、それくらい「帰ろう」という歌が普遍的で解釈の幅が広い神曲だとも思う。今回は、私なりにこの曲と向き合った、最終回に近い結論が出たように思うので、これも一つの「与えられるもの」としてここに残すことにした。
「帰ろう」という曲は藤井さんがお話しするように死生観として読むことも
ああ、今日からどう生きてこう
私の中で「天才だなあ」と思うアーティストは何人かいるが、「この人は神様から歌う使命を与えられたんだなあ」と思うのは、中島みゆきさんと藤井風さんだ。(神様とか使命とかいうと宗教っぽくなってしまうけど、語彙力がないせいです、すみません)
中島みゆきさんも初期に「時代」というとんでもないスケールの大きな曲を書いているし、藤井さんも「帰ろう」という超壮大スペクタクルな神曲を生み出しているので、そう思うの
藤井風さんという「ひかり」
最初に宣言すると、私はにわかである。ただ、突如現れた藤井風さんという「ひかり」に救われた、想いの丈を綴りたいと思う。
平成という時代は、緩やかに失望に向かい、令和になっても漠然とした失望や喪失感は負の遺産として引き継がれていたように思う。一言でいうと、「頑張ってもこの先いい未来は訪れないのではないか」という諦念。流行っていた曲もどこが愁いを帯びていたり、失望から見た希望を描いたものが多かった気が
BANANAFISHと藤井風
ローソンでBAANA FISHが絶賛キャンペーン中だ。BANANA FISH懐かしいな~、当時リアタイで読んでいて、リヴァー・フェニックスファンだったから、最終回はめっちゃ泣いたなあ…と想いを馳せてみた。
作者の吉田秋生さんは、映像化された「海街diary」などでも有名だが、作品がどれも素晴らしい。勝手に、その目線の高さから「少女漫画界の中島みゆき」と呼んでいる。誰か同意してほしい、マジで。
鬼滅の刃の評価の分かれ目は、不完全さを愛せるかどうか
鬼滅の刃については今更私が書かなくても、というくらい賞賛批判分析し尽されているのですが、月並みな意見でも、鬼滅の刃の素晴らしさを語りたい。
きっかけは、某ブロガーさんがこの作品を感情的に批判していたので、感情的にこの作品を肯定したくなったこと、Amazonで最終巻のレビューを読んでいたら評価が真っ二つで、批判的な意見のいくつかに言い返したくなったからです。
以下多少ネタバレになりますので、未読