子育てを考え直したきっかけ
はじめまして、ささきみです。
中2、小5、小2の男の子3人の母です。
かつて私は、子育てに悩んで悩んで
自己嫌悪にどっぷり浸かった生活をしていました。
特に手を焼いていたのが
小さかったころの長男です。
しつけをちゃんとしなくては!という思いが強く、
今思えば本当にたくさんのことを要求していました。
結果、
子供が何をしても気に入らない。
一日の大半はイライラしている。
怒鳴る、罵る、泣くまで責める。
叩いたこともあります。
その一部始終を見ている次男は
すみっこで体を小さくして黙っていました。
・・・なんだか書いてて
未だに申し訳ない気持ちで涙が出てきます。。
怒りで激高してるときは
もうマヒしてる感じで自分でも止められないんです。
こうなってしまうと止まらない。
というか、止めなきゃという考え自体が
アタマの中から無くなってしまう。
この子をちゃんとさせなきゃ!
あなたより私の方が正しいんだから!
みんなそうしてるんだから!
どうしてわかんないの!?
なんでできないの!?
どうしたら言うこと聞くの!?
。
。
。
それでも夜、子供の寝顔を見ながら
涙が止まらないんですよ。
ごめんねって。
またいっぱい怒っちゃった、
またひどいこと言っちゃったって。
冷静に戻れば子供はかわいいし、
こんな小さな子になんてかわいそうなことをしたんだろうと自分を責めるんです。
あんなに怒る必要なかった。
なんでいつもあんなになっちゃうんだろう。
なんて私はダメなお母さんなんだろう。
私はダメ人間なんだ。
こんなお母さんに生まれてきたあなたが可哀そう。
私の方が生まれてこなければよかったのに。
こういった自己否定の言葉が
無限に出てくるわけです。
そしてまた次の日、
ダメだとわかっているのに怒ってしまう。
どうしても抑えられない。
うまく対応できない。
やりすぎてしまう。
そして更に自己嫌悪。
自分が大嫌いでした。
もう、何年もこんな悪循環。
ちょっとずつですが、でも確実に悪化していました。
自分でもどうしたらいいのか
何がどうなってるのかわからない状態でした。
子供のためにも私が死んだほうがいいんじゃないかと思うこともありました。
そんななか、長男のある一言で目が覚めたんです。
ぼく、もう死んじゃいたいな。
なんか生きてても楽しくない。
長男が幼稚園を卒園したころ。
春休みだったんですが、
片付けかなんかについてガミガミ言ったときでした。
怒るでもなく、泣くでもなく
言われたとおりに片付けながら
ポツリと呟いたんです。
衝撃でした。
そんなこと思ってたの!?
言葉を失いました。
それと同時に一瞬で理解したんです。
ああ、私が間違ってるんだ!
こんな6才やそこらで死にたいって思うなんて
育て方の方がおかしいに決まってる!
やっとこんな根本的なことに気づいたんです。
今思えば盲点だったのですが、
「ちゃんと育てなきゃ、しつけなきゃ」
というのが当たり前にアタマの中を占めていて、
私の言うことができない長男の方が困った子だと思い込んでいたんです。
どうにかしてちゃんとできるようにしなければ!って。
なんでできないの!なんで言ってもわからないの!
できない長男がおかしいと思っていた。。
でも違う。
そうじゃない。
私の方がおかしかったんだ。
あの言葉をきっかけに、これまでの8年間
いろいろな情報収集と実践をしてきました。
育児書はもちろん、コーチング、自己啓発、心理学、量子力学、脳科学、スピリチュアルも引き寄せの法則も、ヒントになりそうなものは何でも参考にしてきました。
今ではすっかり読書が趣味になってしまったほどです。
しかし、知識を得るのは簡単ですが
実際の生活に取り入れてやってみるのはだいぶ難しかったです。
右往左往しながら、3歩進んでは2歩退がるような。
うまくいくこともあれば、
やっぱりできない!わかんない!って投げやりになったり。
手探りでほんのちょっとずつですが、前進してきました。
今では3人とも、伸び伸びと個性豊かに育ち、
自由に楽しそうに生きてくれています。
私も今はのんびりラクチンに子育てをしていて、怒ることも激減しました。
子育てどころか、自分の人生そのものが生きやすくなったというおまけ付きです!
これまでの8年間で得た知識や、やってみたことなどを
まとめてみようかなと思いブログを始めました。
そして、まだまだ試行錯誤の実践中です。
子供たちはどんどん成長しステージが変わり、
悩みの種類も変わり続けます。
そのたびに新しい課題と向き合う毎日です。
そんな日々のできごとや、気づいたこと、失敗したことなどを書いていこうと思います。
よろしくお願いします^^