大豆田とわこと3人の元夫が終わっちゃうの
悲劇的状況!!
いよいよ明日、6月15日に大豆田とわこと3人の元夫が終わってしまう。
松たか子扮するバツ3の建築会社社長の大豆田とわ子と3人の元夫の織りなす群像劇。
視聴者を唐突に驚かす怒涛の展開と出演者の軽妙酒脱な台詞回しに毎回、目眩を覚えるくらいに酔いしれる。とわ子の周りに巻き起こる大きな事件に対して、偏った観察眼とその独特な内省と不思議な人間関係を通して、なんとなく事件をまったりと解決していく姿に逞しさを感じる。
このドラマの見どころは、対話の大切さと歌の強さ。
お互いの他愛のない対話で世界の受け止め方が大きく変わり、悲しいことも辛いこともなんとなくやり過ごして、いつの間にか解決する。受け身のようで積極的な台詞回しは本当に秀逸な脚本だと思う。
とわ子の歌の強さも魅力的。とわ子が何気なく歌を歌うとそのドラマのワンシーンが一瞬、煌びやに楽しくなる。改めて松たか子は本当に歌の上手い人だなあとしみじみと思えるし、私も歌が上手かったらもう少し日常が華やかになるのになあと羨ましくも思える。
ドラマの最後のテーマソングもかっこいい。SUTUSのトラックに松たか子と毎回異なる若手の3人のラッパーと3人の元夫が織りなす歌も見どころで、なんか毎回、かっこよくて聴き入ってしまう。
この喜びも明日の6月15日に終わると思うと、退屈な平凡な日常の楽しみが一つ減っちゃうなぁ。となんとなく物悲しくなってます。
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