メモ:コロナへの飲食店での対応を考える

■あるプログラマーの取り組み

https://www.inshokuten.com/foodist/article/5491/

 こちらの記事に、アメリカで働いているプログラマーの人が、飲食店向けのアプリを作ったという話が掲載されていた。
 内容としては記事をご参照頂きたいのだが、これからのコロナ対策として、いわゆる抗ウイルス剤ができるまでは結局、コロナの脅威にさらされながら、日本でいうところの3蜜を避けながらの生活になる。そうなれば自然と外食する機会が減る。結果として外食産業は大ダメージを受ける。
 これに対応するために、飲食店はテイクアウトかデリバリでの売り上げ構成比率を上げていく必要がある。で、デリバリは既に先行して様々なサービスが立ち上がっているので、テイクアウトの方に寄せたアプリをつくった、というもの。

■盛岡でもそういう動きがあったりする

 盛岡では、喜雲寺( https://kiunji.amebaownd.com/ )の佐々木副住職の呼びかけ(新聞記事 盛岡経済新聞: https://morioka.keizai.biz/headline/3040/ )でテイクアウト可能な店のマッピングが行われている。20年4月15日時点で、かなり充実した感じになっていた。

 どちらも、場所は違えどすごい話だ。確かにテイクアウトかデリバリを強化しなければならない、というところまでは論理思考すればたどり着く。でも、これを更に一歩進めてサービスとして提供するところまでいく、というのは素直に凄いなと思ってしまう。
 つまり、思ってはいたんだよね、考えてはいたんだよね、という人は結構世の中的に多い、という事でもある。自戒も含めて言えば、このアクションを起こす瞬発力、ここがあるか、無いか、で、変化が何も起きないのか、それとも、多少なりとも変化が起きるのか、という決定的な違いが生まれる。

■テイクアウト?デリバリ?どうやったらいいか

 と、飲食店がテイクアウトを行う際にどういう事が必要なのか、というのが気になってきた。調べてみると以下の通り。

https://www.inshokuten.com/foodist/article/5491/

 何か法律的な縛りがあるのかと思いきや、アイスクリームやハムなど営業免許が別になるものでなければ通常の飲食店営業許可で対応できるそうだ。これは朗報だろう。弁当などやろうとするとまた別の許可が必要になる(  https://activation-service.jp/kaigyou/knowhow/901 )はずなので、かなり面倒な話になるのかと思ったら、これならすぐにでも始められそうだ。(もちろん、万全を期すなら保健所に相談した方がよいだろうが。)

 あとは、テイクアウト用の容器の準備、そして、テイクアウトを始めたという事の周知、という段取りになっていく。これがデリバリになると、デリバリの段取り(人・範囲・ルール・に加えて配達コストをどうやって吸収するかという検討も必要だろう)が必要になってくるから、テイクアウトよりも難易度が高いように感じる。

 いずれ調べてみると、飲食店がコロナ対策としてすぐに対応できるのはテイクアウトの実施、そしてその次にデリバリ、という順番になりそうだ。

 今週はテイクアウト・ウィークで、MARU3のステーキ、そして昨日はじゃじゃの日だったので白龍のじゃじゃを家で頂いた。最高である。地味で微力だが、自分としては微力でもこういう事を積み重ねていく。

■参考リンク

https://www.abc-tenpo.com/contents/featured/42450.html
こちらもデリバリ、テイクアウトに関係した記事が掲載されていたのでメモ。

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