避難所の生理用品
今回の能登半島地震にて被災し、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申しあげます。
被災された皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。余震が続くなか、多くの方が不安な気持ちで過ごされていると思います。
さらなる被害が出ないことを願っています。
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お久しぶりです。JOYの佐々木です。
今回は災害時の生理用品について、私が思った事を書きたいなと思っています。
能登半島地震が起きてから、連日生理用品について𝕏(旧Twitter)にて投稿しています。
日頃から「避難所になりえる場所に生理用品を設置してほしい」とSNSやお話し会等で声をあげていました。
今回の地震の後も、生理用品の投稿をしていたけど「実際に写真見た方が理解してくれるかも?」と、以前に投稿した写真を再度投稿しました。
※現時点(1/16)で542万回表示、いいねは5.5万です。
まず生理についてコントロール出来る事だと思われています。
生理とはなんなのか?
これは学校で習う事なのですが、サラッとすぎてあまり覚えてない方の方が多いと感じてます。
身体の仕組みとして、妊娠・出産という大切な役割を果たす機能をもった女性の身体。
妊娠に備えて、毎月排卵をして子宮内に子宮内膜と言う「赤さんの為のベッド」となる物を作ります。妊娠しなかった場合子宮内膜は不要となるので身体の外に排出されます。
それが生理です!
※医学的呼び名は月経
1ヶ月に1度、数日間続きます。
生理は血が出るだけではなく、人によっては以下の症状があります。
📍頭痛
📍吐き気
📍腹痛
📍イライラする
📍浮腫
📍だるい
症状は人それぞれ違いますが、腹痛などは痛み止めで我慢してる人が大半です。
さて、ここまで読んで生理はコントロールできる!と思いますか?
生理は自分の意思ではなく、ストレスや体調により突然来たり、生理が止まってしまったりします。
❓生理の仕組みについて
生理については色んな方が解説しているので、是非見てくださいね!
次に、1度の生理期間中に他人がどの程度のナプキンを使うか知っていますか?
こちらも目で見てもらった方が良いなぁと思って、以前私が毎月用意していたナプキンの画像を載せました。
経血の量は人それぞれです。
私も最初はそこまで血が多くなかったのですが、段々と量が多くなり最終的にはこのナプキンの数になりました。
私の場合、生理不順な事もあり、翌月分も入れて多めにストックしていました。
ただ、私の様に経血が多い人は一度産婦人科を受診する事をオススメします。
私は、過多月経でピルを飲み、吐き気や頭痛、生理の経血を減らす事ができました!
幸いにも病気はありませんでしが、病院の可能性もあるので、まずは受診してみてください。
𝕏の投稿にも書いてありますが、JOYの活動を始めてから、東日本大震災の被災者の方のお話しを聞く機会が増えた事、避難所で生理用品が無く本当に困った話などを聞いて、災害備蓄だけでは災害時に足りないと感じています。
いざ災害が起こった時に、防災グッズを用意してても持ち出せない可能性もあるし、備蓄の建物が倒壊する可能性もある。
それなら、避難所になりそうな場所や学校のトイレにあらかじめ設置する事で、普段は子ども達が安心出来る環境に、災害時の避難所になった時は必要とする人達みんなが使える様にしておけば良いのでは?と声をあげています。
実際に避難所に生理用品(ナプキン)が届いたが、沢山あるから要らないと断った場所もあります。
生理に対して、まだまだ理解されない事が本当に多いし、ナプキンに対して贅沢品と思ってる方もいます。
生理(月経)は生きていく中で必要な事で、性別関係なく身体の仕組みとして正しく理解してほしいと思っています。
災害はいつ来るのか予想はできません。
今できる事を皆んなで考えて、備える事をしていけたら良いなぁと思っています。
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📍1月の予定
・みんなの居場所「ここみカフェ」開催
・被災地支援の物資集め
・生理用品設置の補充
📍2月の予定
・みんなの居場所「ここみカフェ」開催
・お話し会
・生理用品の補充
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