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暇すぎて初めて「勉強耐久動画」を見た

大学の始業が延期され、あと1カ月くらい実家ぐらしが続きそうだ。

なんていうか、暇だ。ホントは勉強をやらなきゃいけないのだが、見なかったことにしてのほほんと息をし、マッマのご飯を食べている。ちなみに最近、僕は弟から「穀潰し」と呼ばれている。

まぁそういうわけで僕は弟にどう思われようと頑なに勉強を拒んできたわけなので、今日も夕飯を食べ終わった後にyoutubeで動画見てた。そしたら、特集のオススメ動画で、「勉強動画」というカテゴリがあることを知った。


「勉強動画」といっても、youtuberが僕たちに講釈を垂れてくれるわけではない。youtuberが1,2時間ぶっ通しで勉強してるさまを見せつけれらる「勉強耐久動画」というジャンルなのである。

実は、今までこうした類の動画が存在することは知っていたのだが、「知らない人が数時間無言で作業してる風景見せられて、何がオモロイの…?」と思っていたのだ。しかし、どうやらこういう動画は「見て楽しむ」のではなく、「一緒に作業して楽しむ」という、作業BGM的な役割のものだということを今日初めて知った。疑ってごめん・・・。

折角なんで「勉強耐久動画」なるものが、どういうものなのか実際に体験してみることにした。これで今日もnote記事1ネタ書けそうだし。僕はネタ探しに必死なのである。


ということで、今回は「はなおでんがん」チャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=H6WN00tzBDw&t=3738s)の動画をおかずに勉強して気づいた、「勉強動画を見ながら勉強するメリット3選」を僕の勉強の様子とともにご紹介したいと思う。

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というわけで始まった「勉強耐久動画」。開幕早々「おい受験生おいッ!!おいお前らおぃ・・・ちゃんと勉強やってんのかおぉい?!」と、はなおに煽られた。僕受験生じゃないのに(´;ω;`)ウッ

そしてツッコミ不在のまま、何事もなかったかのように耐久動画が始まり、1時間の勉強終了(動画自体は2時間あったのだが、記事を書くために切り上げた)。実際にやってみて、リアルに誰かと対面で勉強するより良かった部分が3点あった。

1.一緒に勉強したい人を選べる

例えば君に、中島という友人がいたとして、「おーい磯野、一緒に勉強しよーぜ」と言われたとしよう。ちなみに中島は誰でも気兼ねなく人を誘うコミュ力がある陽キャだと仮定する。大体中島が勉強に誘うとき、かおりちゃんとか花沢さんとかも一緒に来るわけ。で、学校の教室か図書館か自習室とかで勉強するわけです。

さて、上記の例えは今後の話に全く関係ないのであるが、youtubeの「勉強動画」の良さは、動画を選ぶ際に「誰と一緒に勉強するか」が選べるというところにある。基本的には自分の好きなyoutuberの動画を選んで勉強することになるので「あの人気youtuberと一緒に勉強している(ような気分に浸れる)」という甘美な幻想に酔いしれることができる。言い換えれば、勉強をするという面倒事を、好きな人との共同作業という楽しみに置き換えることができるということだ。

これは対面の勉強会ではなかなか実現しづらい事だろう。もし君が磯野だったとして、かおりちゃんと一対一の時間を過ごすことができたらベストだが、中島や花沢さんを無下に扱うわけにも…といった葛藤、それに次ぐ諦めが磯野の心に芽生えることだろう。

しかし、youtubeならどうだ。もしかおりちゃんがyoutuberで、勉強動画をあげていたら、磯野は中島のサッカーの誘いもほどほどに、空いた時間を自室でかおりちゃんとの愛の共同作業に捧げていたことだろう。世が世なら、磯野の成績は爆上がりしていたに違いない。


2.動画視聴時間が、ストップウォッチの役割を持つ

いくらかおりちゃんへの愛で溢れているとはいえ、磯野も所詮は人の子。その集中力には限界がある。人間、物事を長く続けるのに必要なのは「それをやった時のプラスの感情」と「数値」だと何かの本で読んだことがある。

「よーし、やるぞ!」という気持ちだけでは続けにくくなってきたとき、モチベーションを上げてくれるのは「自分は今、これだけ勉強できた」という客観的なデータである。勉強動画では、動画の再生時間がそのままあなたの勉強時間を表しているので、自分の頑張りを動画の再生時間を介して「見える化」することができる。

また勉強動画は「〇時間耐久」みたいな時間設定が決まっているものも多いので、タイマーとしての利用も可能だ。「今、全体の何分の一まで勉強できた!」というモチベUPにも使えるし、「この問題を1時間の動画が終わる前に解ききる!」という使い方もできるだろう。

他にも、集中力切れてきたなーと思ったタイミングで、動画の再生時間をチェックするという活用方法もある。これを何度か繰り返すと「大体自分は何分間連続で作業すると集中力が切れてくるな」というデータを得ることができるだろう。そうしたら、そのタイミングで少し休憩を入れるなり、他の作業に切り替えるなどのケアをしてあげればよい。自分のペースを知って、配分するきっかけを与えてくれるのも、対面の勉強ではなかなか得られない勉強動画のメリットだ。


3.Wi-Fiがあれば、場所や時間を選ばず、好きな時間帯に勉強できる

実は磯野は、夜型なのである(衝撃の事実)。もう14時とか、そんな真昼間から勉強することなんて、できない。その時間は中島とサッカーしているからだ。

そうなってくると、もはや「友達と対面で勉強する」機会を得ることも難しくなってくる。コ▢ナ蔓延る現在の状況を鑑みても、磯野は自宅内で自習することを奇跡的な頭頂部の父親から強いられることとなるだろう。

こうした時に、Wi-Fiさえあればいつでもどこでも勉強モードに入れる勉強動画は強いのだ。深夜24時に「中島、一緒に勉強しよーぜー」とか言い出したらリアルではものすごい嫌な顔されるが、勉強動画ならそれができる。

しかも、自室でスマホを開けば画面の中にはyoutuber・かおりちゃんが待っている訳だから、わざわざ「どこで勉強しよう…?」なんぞ悩まなくてもいい。

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いかがだったであろうか?例示のアクが強すぎて、いかがだったどころの騒ぎではないのかもしれないが、いかがだったであろうか?

対面に比べた勉強動画のデメリットとしては「質問や議論などの、勉強相手とのコミュニケーションが取れない」というところが考えられる。こういうのは、学校で友達や先生とやりましょう。

勉強動画の強みは「自主勉強のグレードアップ」にあると思う。一人で、自分のペースで勉強したいけど、なかなか集中できません。そういう人は、是非、勉強動画を使って勉強してみることを強くお勧めしたい。お金かからないし。

まあ今回、やってみて一番すげえなと感じたのは、勉強動画は、動画のあり方を「見て楽しむ」というものから「一緒に体験して楽しむ」というものへシフトさせた、新しい動画ジャンルだったということである。

たぶん今後コ▢ナの影響で、対面での体験ができる機会が減っていく一方でこうした動画などのメディアを通じて、「体験を再生し、共有する」文化がどんどん伸びていくと思う。


今回の勉強動画は、YouTube Japanの公式チャンネル#家でいっしょにやってみよう シリーズの特集から引っ張ってきたものだが、勉強以外の動画も多数紹介されているみたい。興味のある人は、覗いてみてもいいかもしれない。


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