初めて「出版」ということを意識した瞬間でした~私が本当にやりたいことは何?
樺沢紫苑先生の「最強の出版スタートアップセミナー」
3人の登壇者のトップバッターは樺沢先生。樺沢紫苑先生といえば、精神科医であり、作家としても活躍されている方。著書の「ストレスフリー大全」や「神・時間術」は我が家ではお馴染みのビジネス本です。読まれたことがある方も多いのでは。
私もその「神・時間術」にならって、ただ今早朝の時間にアウトプット作業をしております。もちろんサクサク執筆は進みます(笑)
さて、樺沢先生のセミナーが始まると途端に「出版なんて私にはまだ無理」というメンタルブロックを外されました。しかも、参加している人達は皆さん「出版したい!」と強く望んでいる方ばかり。そんな環境に身を置くこと自体が初めての経験です。画面越しからは講師だけではなく、皆さんのエネルギーも届き、それが自分のエネルギーにじわじわと変換していくのを感じました。
「私だって書いてもいいんだ!」
とはいえ、全く縁のなかった世界なわけで、出版の基本がわからないと動きようがありません。樺沢先生にはその基本を教えていただいたのですが、その中で特に印象に残ったことは「情報発信を通して社会貢献できる本でないと意味がない」ということ。
そう、仕事も本も誰かの役に立つから意味があり、「とりあえず出版」だけなら単なる自己満足でしかないのです。
いくつかの具体的な行動に落とし込んでお話いただきましたが、まずは自分の強みを改めて見つめ直すことからスタートです。
山口拓郎さんの「あなたが書くべき本が分かる! 出版棚卸しワーク」
冒頭のMOMOさんの夫でもあり、文章のプロである山口拓郎さんの棚卸ワークでは、自分の強みを発見。私は会社員時代からワインやチーズのセミナーを担当し、チーズスクールでも講師として「学びたい」人を育ててきました。だけど、私がやりたいことはそれじゃないのかも?私は決してチーズの難しい知識を伝えてプロフェッショナルを育てたいのではないよね?
それを改めて考えるきっかけになりました。
私がやりたいこと、私の強み…
それは「人に感動を与えて喜びを感じること」「その人に合わせてわかりやすく伝えられるスキルがあること」「家族との時間を大切にするためのアイデアを提案したい」そのためのツールが、私が得意で大好きなチーズだったということに気付きました。
だから私は「おうちチーズアドバイザー」という肩書きで活動をしたんだ!
それは、チーズの知識そのものにスポットをあてるのではなく、「おうちチーズを楽しむ」というライフスタイルを提案し、日々の生活に潤いをプラスしてもらいたいと考えているから。
自分のコンセプトが固まってくることで、軸がぶれない。
だから、何か発信したい時にもそこに立ち戻れば自ずとどうみせればよいのかがわかります。そうすると、自信をもって前に進むことができ、目標に向かってどういう準備をしていけばよいのかが明確になりました。今までと少し角度を変えて、私らしくチーズの魅力を発信していきたいな、と思っています。
そんなリスタートした私の成長を応援していただけると嬉しいです。
城村典子さんの「城村式出版企画書・書く前の秘伝準備」
最後は元編集者であり、出版コーディネーターの城村典子さんからは「城村式・出版企画書く前の秘伝準備」と題してお話いただきました。
「あなたの言いたいは読者の知りたいではない」とよく言われますが、その前にきちんと自分が何者かを伝えられなければ、誰もその人に本を書いてもらおうなんて思えない、とのこと。その人だから書いてほしいことがなければ、本を作ろうなど誰も思わないし、編集者の人が心が動かされることはありません。
だから、説得力のあるプロフィール・企画書が大事!!
自分の強みを生かし、社会に価値を提供することで、感謝され、社会貢献を通して自分が成長していく…
これらのことを、3人の講師から違う立場で教えていただきました。これは「出版」という目的がなくても、情報発信をしたいと考えている人にはとても重要なことではないでしょうか。
まとめ
今まで、ちっちゃな自分の世界の中でみてきたものが、このようなセミナーを通して、がらりと考え方や見え方が変わったように感じます。凝り固まってた思考も柔らかくなったような気さえするのです。
何か違うかも?
私って本当はなにがやりたい?
こんなことできるわけない
そんな風に思った時に、誰かの言葉に救われる時があります。ふっと違う角度から俯瞰的に自分を見ることができます。そうした時に違ったアイデアが湧いてくる。。。
一人で悩んで狭い世界しか見えていないときに、誰かに頼ることで世界が開けてみえてくることがある、そう思えた時間となりました。
何をやるにしても本人にエネルギーが充満していないといけません。そのエネルギーを誰かにもらったっていいんだなって思えるようになりました。
これが私の最近の成長かもしれません(笑)
そして、これからも私の成長は続いていきます!