#30 変化する環境
#今日の学校 というのを毎日書いていたんだけど、娘の小学校卒業と同時に書かなくなってしまった。
娘ちゃん最近どうよと聞かれることがあるのでこりゃいかんなと思い指をピコピコ動かしている。
中学校へは毎日登校しているし、給食を食べ、部活があれば絵を描いているらしい。友達と話しこむと少し帰りが遅かったり。
聞くと、毎日めちゃくちゃ楽しいそうだ。
すごい。
今のところ勉強もわかるそうだ。
すんご。
小学校最後の8ヶ月を「学校行かねえわ」と言って6年生の3分の2をカットし、自主学習して、YouTubeを見て、ねこと遊び、僕に山へ連れて行かれる。
平日のイオンモールをダラダラ歩き、本を買い、カフェでコーヒーを飲みながらのんびり読む。
そんなことばかりしていても中学校へすんなり行けて楽しく過ごせるんだから、適応力というんですかね、環境の変化というのは人にはとてつもなく大きく「何か」作用するんだと見せつけられた。
もちろん娘には不安があった。
見え隠れするのは氷山の一角だろう。
僕らは行こうが行くまいがどっちでもいいスタンスではいたけど、このまま「好きにしたらよい」が良いのかどうかわからない。取り返しのつかないことになるのではという不安はちょっぴりあった。
そんななか卒業から入学、そして通学への1歩はニールアームストロングの月面より大きいと思っている。やるじゃん。
偉大な1歩よな。
マルクスの「人は周りにある物質によりコントロールされている」みたいな言葉にハマる。
身の回りにある物質との関係性によって意識が決まる。つまり置かれる環境(あらゆる人、あらゆる物、あらゆる色とか)によって行動が決まるってぇ話なんだけどさ。
これに当てはめると、あの8ヶ月は、知らぬ間に親と子が1人1人それぞれ自分にとってイイ環境を作っていった気がするな。
「誰かの」というのを除外して、「自己環境つくり」をコツコツしているような。楽しかったね。
娘がいるから必然的にいろんなことを考えられるし、こうやってピコピコできる。
平和なとこよな。