ハット帽子をオススメします
私が子供の頃こと。父は帽子をかぶるのが好きだった。父の言いグセは、「帽子を被らないと、日射病にかかるぞ」だった。今日の、「熱中症」のことを、当時の父は、「日射病」と呼んでいた。
夏休みになると、セミやカブトムシを獲りに出かけた。うっかり帽子を忘れそうになると、父も母も、「麦藁帽子を被っていけ」と背中に向かって言ったものだ。
今年は猛暑を超えて熱暑である。にもかかわらず、帽子を被らない人々があまりにも多い。女性の日傘姿は多くなったが、女性の帽子姿は少ない。男性はもっと少ない。
私は外に出る時、必ずハット帽をかぶる。紫外線からの予防のみならず、父の言う「熱射病」予防のためである。
正直に言うと、それだけの理由からだけではない。私のように地味な顔には、帽子のつばで陰影をつけたほうがいいからだ。少しだけハンサムに見えるらしい。(お世辞だが、分かっていても嬉しい。)
人は見た目が9割、という説もある。帽子は見た目を多少良くしてくれるようだ。というわけで、帽子は一石二鳥なのである。いや、三鳥かもしれない。
で、皆さまにハット帽子をオススメしたい。
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