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YouTubeの魅力

若い人のみならず高齢者もテレビを見なくなりつつある。テレビのバラエティー番組、お笑い番組を見て、面白いと思う人がいるのだろうか。バラエティーは、つまらない悪口に過ぎない。お笑い番組は、単なる貶し番組、頭叩き番組に陥っている。

こうした番組を垂れ流してきたテレビ番組は視聴率獲得、スポンサー集めのために必要なのかもしれない。

すでにテレビは大きな圧力に屈していることを視聴者は見抜き始めている。これまで洗脳装置としての役割をしてきたCMも、その効果が疑問視され始めている。

翻ってYouTubeはどうか。スポンサー数が年々増加し、とどまるところを知らない。テレビスポンサーからYouTubeスポンサーに乗り換える団体も増えている。

YouTubeの一番の魅力は、個人が自由にYouTubeを使って個人テレビ局を開設できることである。個人テレビ局は大きな圧力を受けることはない。個人の責任で管理運営すればいい。政治的圧力、経済的圧力もないのである。

自由とは、自分が原因で選択決定することができることだ。それが出来るシステムに若い人ほど魅力を感じるだろう。

中学生の夢を訊いてみると、ユーチュバー、と答える人がかなりいる。

ユーチュバーという自由選択の世界に魅力を感じるのは、中学生だけではない。すでに65過ぎのシニアの人たちも、ユーチュバーになり発信している。

これは何を物語っているのであろうか。

すでに述べたように一人テレビ局開設は、意欲と基本技術さえあれば出来るということである。

オールドメディアであるテレビ局から一人テレビ局へと大きな波が押し寄せているのである。その波を、「デマの波」と呼ぶ人もいる。とりわけオールドメディアの人たちは、YouTubeをはじめとしたSNSを目の敵にし始めている。「デマを取り締まれ」と。

が、よくよく考えてみるといい。どのようなメディアにも、ファクト石もあればデマ石もあるのである。その玉石混交の情報を精査して選ぶのが、これからのネット時代と言っていいだろう。

YouTubeには、一方向でない双方向性も内蔵している。インターラクティブなやりとりも可能である。ここが大きな魅力なのである。


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フンボルト
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