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資源の最適化と補償(バルテス)

50代の時は、1日約10000歩を楽々に歩いていた。が、加齢とともに、その10000歩を楽しく歩くことができなくなってきた。ここで楽しくということがキーワードになるのだが、無理していつまでも10000歩を目標にして、「根性、根性」と自らに言い聞かせて頑張ることは怪我や不幸に繋がる。そこで、年齢の変化に合わせて、目標を最適化していく必要がある。

現在、私は1日あたりに歩く目標を5000歩にしている。5000歩なら楽しく歩けるのである。かつては10000歩を歩けたのだから、頑張れないわけがないと考える向きもあるが、それでは自己内資源を最適化できない。間違いなく資源は小さくなっている。その小さくなった資源を最適化するには目標の変更が必須である。

が、道を歩いていると、80代の高齢者が歯を食いしばって走っている姿を見る。もちろんトレーナーや医師の指導のもとに行っているなら首肯できるのだが、かつての栄光への執着から行っているのであれば、危険である。トレーナー・医師の助けを借りて、小さくなった資源を補っていくことが欠かせない。自力ではうまくいかない場合、機器や人の助けを借りたほうがいい。私の場合、スマホ・ヘルスナビにより歩数などを記録、その歩数に合わせて褒めポイントをもらっている。なお、一定のポイントが貯まると、Vポイントに交換できる。また、最適な靴を選び気持ちよく歩けるよう工夫している。さらには、スマホ内健康プログラムトレーナーの助言に耳を傾け、自らの弱さを補う。

表題の「資源の最適化と補償」というテーマは生涯発達心理学分野バルテル理論の中核概念である。


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フンボルト
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