見出し画像

兵庫県百条委員会

百条委員会は何のためにあるのか。兵庫県で百条委が行われている。きょうも、その準備会が開かれたようだ。

ユーチューブで何回か、そのやり取りを視聴した。百条委秘密会も行っている。

そもそも百条委は、公共の利益を優先し、県民に正確な情報を提供することが目的である。が、兵庫県議会の議員は、公共の福祉、県民の利益を優先しているようには見えない。秘密会を開いて、議員の欲しい情報を集めることを優先しているように見える。委員長が証人を早口で問い詰める姿は、検察官、裁判官の権限を上回っている。

秘密会にしていた録音が選挙期間中に、同県会議員86名の中の誰かが外に持出して、流出拡散させた。秘密会にすると、こういうことが起きる。本来、正確な情報を県民に提供することが百条委の趣旨である。にもかかわらず、百条委はこの趣旨を忘れている。

県民局長の内部通報を妨害したのではないか、というのが百条委開催のきっかけになっている。が、ここにきて、あろうことか県民局長の公用パソコンから不同意性交画像、動画と思われる同局長の私的文書が出てきた。このことを証人の副知事が秘密会で説明しようとすると、それを遮る音声も流出しているのである。

百条委は、この公用パソコン内の私的文書、犯罪的映像、不法行為資料をプライバシーととらえて、それを公開しないとしている。これはプライバシーではない。プライバシーの定義さえ出来ない百条委は茶番と言えるかもしれない。

公用パソコンに私的不倫情報を保存することは、明らかに犯罪である。この犯罪をプライバシーという名のもとに隠蔽するとすれば、県民に対する背信行為と言えよう。

いいなと思ったら応援しよう!