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A様:次回は印鑑と壺を用意します

先日のセッションでは、A様とは愉快な話しができました。ジャンマクンダリーを拝見すると、哲学的な思索を好む傾向が見られ、今年3月以降には、さらに強まったのではないでしょうか。そのような背景もあり、ヨーガセンターでお会いすることになったのだと思います。

クンダリーで気になる点は、太陽(Sy)と月(Ch)がほぼ重なっていることです。A様の誕生時、太陽は南中へ向かって高く昇り、月はその明るさのために姿が見えない新月(アマーヴァーシィヤ)でした。
ジョーティシャでは、月が精神や感情、身体や活力を象徴するため、新月ではこれらが弱まり、内向的でエネルギーが低い状態になると考えます。A様の場合、木星(Gu)のドリシティ(視線)により大きな心配はありませんが、やはりその傾向があるのではないでしょうか。一方、アマーヴァーシィヤの配置は瞑想に非常に適しています。内省や祈り、静かな活動には理想的で、精神的な浄化を通じて、月が徐々に光を取り戻すように、新しい始まりへの準備ができる時間です。

来年の4月以降、お勧めしたヨガの練習は熱心に行われていないかもしれませんが、ジョーティシャ(インド占星術)への興味が高まり「私は何者か?(ko’ham?)」という問いに対する答えを探求するようになるでしょう。その頃、さまざまな質問を抱えたA様にお会いできるのではないかと期待しています。

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