
楽曲解説「Sign」
ども。さるきちです。
ついに3月に入りましたね。いよいよ春が近づいてきました。
来週また寒いみたいだけど、、
寒いし花粉症やらもう大変、、
さて、3回に渡って書いてきました楽曲解説も今回でこれで最後になります。
最後は「Sign」という曲について書きます。今更ですが僕達の全ての音楽はホームページのこちらのページで試聴ですが全曲聴けますのでチェックしてください。
(サブスクでは数曲フルでお楽しみいただけますが、今回は解説なのでまた後日にでも書きます。)
前回解説した知らない街という曲が「これは引っ越しの歌であって、東京の歌というつもりで書いていない」という風に書きましたが、
この曲は100%東京のつもりで書きました。
上京してきて大都会に行った時に、「こんなに沢山人がいて、便利なものがあるのになんでこんなに孤独なんだろう。」と思ったことを歌にしました。
まるでこの街では誰かの声も気持ちもすれ違うだけで届く事もないまま、雑音や雑踏に紛れて埋もれたまま、地面や高層ビルの隙間やいろんなところに「ここにいるんだよ。気づいてくれよ」って言霊みたいなものがゆらゆら彷徨っているようだ、と思いました。
そんな言霊みたいなものを「Sign」というものに変えて曲名にしました。
この街には自分が今まで当たり前に思っていたことが全て通用しないというか、覆されたということばかりな体験でした。
渋谷のスクランブル交差点に行くといつもそんなことを考えさせられます。
上京する前はいろんな人に、怖い街だの人が優しくないだの沢山そういうことを言われてましたけど、
確かにいろんな人がいるなー、とは感じてましたし、
流石に日本の首都なだけあって、いろんな地方から人が夢や希望、野望とかを持ってやってくるのですから、そりゃ良い事も悪いことも起きるのは当然なのでしょうし、真実も嘘も、正義も悪も人の数だけあるんでしょうし、目も眩むようなすごいスピードでいろんなことが進んでその流れに飲み込まれそうになるような街ですけど、
自分はしっかり自分を持って、世の中のいろんなことをちゃんと見極められるように人になりたいと思いながら作曲しました。
上京して15年ぐらい経ちますけど、良い人とも悪い人とも沢山出会いがありましたし、バンド活動や人生において貴重な体験も沢山させていただいています。
それらも全部含めて当時作った思いは忘れずにこれからも過ごしていきたいです。
こんなところでしょうか、、今回の3回の楽曲解説いかがでしたでしょうか?
少しでも自分たちの音楽の想いが伝わってくださっていたらとても嬉しいです。
これからの春のお供に聴いていただけたらとても嬉しいです。
今回解説しましたシングルはこちらの公式通販でもご購入が可能ですのでぜひチェックしてくださったら嬉しいです。
さて、話は変わりますが明日は下北沢近道でライブがございます。ANGさんが群馬からツアーで下北沢に来てくださいますので、共に最高に盛り上がる夜を作りますのでぜひこちらもチェックしてください。
チケットはこちらからご予約可能でございます。
これもまた一つの出会い。
よろしくお願いいたします!
それでは。
