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テスト最強メソッド2.0 〜CBTを実装せよ〜
CBTというキーワードをご存知でしょうか。 CBTとはComputer Based Testingの略で、要するにコンピューター上で子ども達はテストを受け、コンピューター上で自動で採点をし、返却までしてしまおうというものです。
CBTの作成方法
作成はMicrosoftやGoogleのFormsを使うと簡単にできます。
流れは以下の通りです。
①氏名欄を作成しプルダウンで選べるよう設定
②問題と正解を作成
③回答を収集をタップしてリンクを子どもたちにTeamsやclassroomで送信
画像データ等ももちろん使うことができますので、どの教科でも汎用的に活用でき
ます。また回答は4択形式等にすることがベターです。記述式にすると一気に色々とグダグダになります・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1661060572492-XimO1MuLdg.png?width=1200)
CBTでの採点
子ども達が回答して送信すると即採点がされ、データ化されていきます。また子どもたちもどこが間違えたかすぐに分かることもメリットです。
全員が終わったらExcelやスプレッドシートで出力し、あとは成績用にコピペするだけで採点から転記まで完了です。早いなんてものじゃない。
CBTの使い所
現在、総括的評価の知識・技能に絞ってCBTを作成するようにしています。市販テストは少しでも間違えたら一気に-20点といったことがよくあるので評価の妥当性としては疑問があります。そこでCBTを併用することにより正確な評価ができるようになると感じます。また算数の授業の最後に形成的評価を取るために小テストをCBTで実施することも試しましたが、持続可能性という点において厳しかったです。
なお、保健テスト等、市販品を買わないケース等も多いので、作成してデータを学年間や学校間でシェアすることで全体の生産性が上がります。
MEXCBT〜文科省が進めるCBTのプラットフォーム〜
![](https://assets.st-note.com/img/1661060785825-0kg0Xx04Rl.png)
現在文科省が主導でMEXCBTというCBTの プラットフォームを作ることが始まっています。これが本格実装されれば、ペーパーテストからCBTへの移行が加速するかもしれません。 そうなると相当なイノベーションとなります。楽しみですね。