Teams、Classroomを使って学びを繋ぐ
MicrosoftのTeams、Googleの classroomは学習の母艦としての役割を担う
MicrosoftのTeamsやGoogle Cassroomは、クラスにおける学習や活動の母艦となる存在で、学級のICT化においてなくてはならないツールだと言えます。
さまざまな個別の便利なアプリ等がありますが、それらはこの母艦から発進する艦載機のイメージです。ここに全てが集約され、発散、また集約されることにより、人と人とを繋げていくことになります。先述の2つのアプリを抽象化してポイントをお伝えしていきますが、基本的に Teamsベースになるので、Googleクラスルームではできないような点もいくつかあります。ご了承ください。
① まずはアイコンを描き自分の分身を
まずやること、それはアイコンを作成することです。はじめての場合ならタッチペン等で絵を描くことは難しいと思います。そこで紙に自分のアイコンを描き、それを写真で撮ってアイコンにする方法もオススメです。また、下書きを鉛筆で描き写真で撮り、色塗りをメモアプリ等のマークアップ機能でするというハブリッド方式も良いでしょう。
なぜアイコンが大事か、それは一目見て誰が誰かがを分かるようにするためです。初期設定ではアイコンに名前の頭文字が入ることが多く、パッと見て誰が誰なのかがとても分かりづらいです。
まずはアイコンを描いてプロフ画として設定し、 デジタル上に自分の分身を生まれさせることが大切です。その時の条件は『目鼻口をつけること』、そうすることで、自分のアイデンティティを表現する、例えばサッカー好きならサッカーボール型のキャラ、音楽が好きなら音符型のキャラ等といったようにすると個性が出ます。そして、ずっとそのアイコンを使っているうちに、自分も友達もだんだんと愛着が湧いてきます。
② クラス内にチャネル作る
次にすることは、クラス内にチャネルを作ることです。01時間割 02連絡事項 03国語 04算数・・・等、番号を振っていくことがポイントです。そうすることで、子ども達には算数の授業になったら「チャネル04の算数を開こうねー」といった感じ声をかけ、テレビのチャンネルをリモコンで変える感覚でそこを開くようにします。教科書、ノート、チャネルを開く習慣にするとスピード感が出て良いでしょう。
また行事の時の並び方等の連絡も資料をスクショして子どもたちにシェアして指導したり、時間割や宿題等も黒板ではなく専用チャネルを通じて伝えることもできます。
③単元ごとにスレッドを立てる
教科ごとのチャネルを作ったら、そのチャネル内にスレッドを立てます。スレッドとは、トピックや話題ごとの固まりのことをさします。
Teamsのチャネル内で単元ごとに指導者がスレッドを立てることで、まとまりが出て見やすくなります。そしてその単元の中での子どもや教師のやり取りは基本的に返信の形で進めていきます。
テキストでのやり取りだけなく、写真や動画、PowerPointを添付したり、リンクを送ったりすることも、全て返信の形で行います。