Numbers×GIGA
Numbersとは
iPadで使うアプリの三種の神器、それはKeynote、Pages、Numbersです。
馴染みの深いMicrosoftでざっくりと表すなら
PowerPoint→Keynote
Word→Pages
Excel→Numbers
となります。
今回のnoteではおそらく最も使われていないであろうNumbersについて学校現場で実際にどう使っているかを紹介します。
所見シート
Numbersは校務用のツールとして活躍するシーンが多いです。
例えば所見を記録するシート。
下記のように文字数を表示させる「LEN関数」を使えば所見の文字数を自動的にカウントすることもできます。
補助簿
提出物等の補助簿としても便利です。セルのデータフォーマットをチェックボックスにすることで、タップするだけでチェックすることもできるようになります。
なお、パスワードを設定することで、指紋認証やパスワード等でセキュリティを高めることもできます。
教材として
授業で使うワークシート等でも活躍します。
百マス計算のタイム記録表等で活用すれば、まずはどんなことができるのかを子どもたちも理解できるようになります。この場合、平均の自動算出や、グラフの自動生成という仕組みに触れることができます。
実験ワークシート
計算を自動化するようなワークシートを配布すれば、実験がスムーズにいくようになります。
※計算等も実験に必要な技能だと思いますので、これがベターかどうかはひとまず置いておいて・・・
こういった実験シートを子どもたち自身が作れるようになれば良いのですが、現場の感覚として、たとえ高学年でもこれは難しいと感じました。
レポート
子どもたちが扱いに慣れてきたら、パフォーマンス課題のレポートとして活用するのも良いと思います。
振り返りシート
振り返りシートとして活用することで、子どもたちがPDCAサイクルを回すことの助けになります。動画を埋め込んだり、☆マークをタップして自己評価をしたりすることもできます。
まとめ 〜まずは与える〜
子ども達の活用レベルをあげていくために、まずは指導者が与えることが重要です。ゼロベースから何かを作ることは、Numbersにおいては難しいです。どんなことをできるのかを知った上で、一から子どもたちが表現していく活動へと移行することが最適解だと感じます。