Grade 9-Second Semester: In a POV of Sugar
2月25日 土曜日
バンドキャンプ1日目が終わった日の夜。
この日は私はIちゃんの家でお泊まりだった。私の知らないところで、Sugarちゃんはこの夜、オンラインになったEくんに話しかけていた。
私のことをどう思ってるの?どうしたいの?もういいの?と情報を整理するために。
くどいほど言うけど、他人のためにここまでしてくれる人って身の回りにあとどれくらいいるだろう?
Sugarちゃんも「あたしもちょっと楽しんでるとこあるけどw」と認めつつも、ここまで後押ししてくれる人ってこの先後何人に出会うことができるんだろう?
26日の日曜日、まだまだ私がバンドの練習真っ只中の間に私のメールアドレス宛に、SugarちゃんがわざわざEくんとの会話のログを関係するところだけ抜粋、話の流れがわかるようにしっかり編集した形で送ってくれていた。
夜にメールを確認した時、すごく驚いて、すごくあったかい気持ちになったなあ。
これはSugarちゃんに心開くのも不思議じゃないよね。
綺麗にまとまりすぎた内容なので、何も削らずまるっと掲載したいと思う。
確かに、「好きって言われたら迷っちゃう」という話はNちゃんとEくんと出会う以前にしたことがある。
仲のいい兄妹だから、そんな話をぽろっときっとお兄ちゃんに言ったことがあって、それが思わぬところでリンクしてしまったみたいだった。
Eくんだって、Sarryちゃんが被害妄想に取り憑かれてたってそんなの僕にはもう関係ないよ。と言えたのに、Sugarちゃんに言われてしまったからということもあるのかもしれないけど、EくんはEくんで心配してくれたのかもしれない。
突然話が急展開で、Eくんも混乱したことだろうと思う。
なんで急にこんなことになってるんだ?なんで僕が?
質問されるがままに答えて、もう終わったことだと受け入れて進みたい気持ちと、今もまだ残るモヤモヤが交差する。
Eくんが今まで思いもしなかった私の気持ちとか、Sugarちゃんの視点で聞いて俺のことはほっといてよ、とか言えなかったんじゃないかな。あと当時Sugarちゃんに反抗できるのはMLBくんやMarioくん以外はいなかったし。
Sarryちゃんは
Eくんは
もう僕のこと 私のこと
忘れて前に進もうとしているんだから、それを邪魔するようなことしちゃいけないんだ。
Sarryちゃんが
Eくんが
まだ僕のこと 私のこと
忘れられないのであれば、きっとそっちから来るだろう。
僕は 私は 遠いところから見守っておこう。
お互いにこう思っていることが、Sugarちゃんが介入したことで明らかになった。
見事なまでにすれ違ってウジウジしている私たちを見かねて、Sugarちゃんが状況の舵をとる。
「ほ〜じゃSarryちゃんに僕はまっておりまする〜って(伝えといて)」とEくん。
このログを読んで思い出したけど、Eくんの打つ文章はよく句読点、とくに「。」と「・・・」の使い方に彼の心情がよく表れていた。
この日から以降に、よくSugarちゃんとEくんの文面について分析していた。
「・・・」と打つ時は迷っていたり自信がないとき
「。」は確信があるとき、彼の中で決心がついているとき、ちょっと鬱陶しいなぁって思ってる時
今のこの「・。・。・。」は完全に混乱していて感情がごちゃ混ぜでどうしたらいいのかわからない時の書き方だと思う。
面白いのは、この「句読点」、私とEくん2人の最後の最後の伏線回収にも登場する。なのでここもブックマークして保存しておく。
私のため(?)に、ここまでしてくれるSugarちゃんに感謝しかない。何よりも、朝の3:00近くまでこのことについてEくんもSugarちゃんも付き合ってくれてたことに驚き。
この事実に気づいて今もまた何だか胸が熱いよ🥹
そして、最後にSugarちゃんから私宛に追伸があった。この一手間こそがSugarちゃん。
Eくんの煮え切らない態度にも理解を示して、「いつまでも待ってる」って言ってくれる人あんまりいないよね。うらやましいな、と肯定的にあえて解釈してくれている。
確かにきっかけは好奇心だったかもしれない。だけどSugarちゃんのこうした力添えは心からの“おせっかい”だったと思うし、この先もずーっとお互いにこうやって相談しあったり報告しあったりしていくのは友情では言い表せれない何か師妹関係というか、何か強い絆があったと思いたい。
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