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Grade 9-Second Semester: The light and the shadow

このあたりからいろんな友達といろんな付き合い方が発生して時系列で追うことが難しくなる…
1番しっくりくる方法を模索中。。

3月3日 金曜日
この頃の私はぐっとKuriと距離が近くなっていた。
元々ではあるけど、オンラインが被ると必ず話しかけてくるし、Lちゃんのことが好きなKuriは私には恋バナは持ちかけてこないので平和だった。
(とはいえこの前日のチャットログを見ると「今考えてること全部言え。正直に。今。」とお決まりの尋問に遭っていたようだけど、、)

で、今何考えてんの 本当のこと教えてよ。今すぐに。


この日、KuriはWebCam(外付けのカメラ)を購入したばかりだったようで、使いたくてうずうずしていた。
突然カメラの利用許可申請が来て、いつもはKuriのディスプレイ写真がでてたところにパソコンの前に座るKuriが現れた。
時代が時代なので今では信じられないくらいの画質。
そしてマイクは搭載されていないのでチャットは引き続きタイピングで進行した。

みてみてー。
え、いいなあ!高くないの?
そうでもないよ。
と話しこむ私たち。
私の送る反応にいつも嬉しそうにニコニコしながら読んで返信を打つKuriを見て、いつもこんな楽しそうにして話してくれてるんだなって知った。
時たま真顔になるから、私とのチャットじゃなく他の人とのチャット画面を見てるんだなっていうのが分かった。

そうだ!と思い、メガネをかけてとお願いした。
Kuriはハイスクールにあがってから授業中だけメガネをかけることがあって、よくペ・ヨンジュンにそっくりー!と私はケラケラしてた。

待って。とメガネをとりに行ってくれるKuri。
なんで?とメガネを持って再び現れた
韓国の俳優に似てるから。覚えてる?そう言ったの。
(メガネをかけたKuriに)ほら、似てるじゃん🤓
でもあの人って不細工だとおもわない?
僕のお母さんがそう言ったんだ。僕じゃないよ

私がぺ・ヨンジュンが好きかもしれない可能性も考えて、何度も「お母さんがUglyって言ってる」を強調してくるのがKuriの気配りなんだろうな、と今気づく。

「お母さんが言ったんだからね」

Kuriがメガネをかけて微笑むと本当にヨン様の笑顔だった 笑
当時コンピューターは我が家のリビングにあったので、お母さんを呼んでKuriを見てもらった気がする。
Kuriはそれを知らずにおどけて私が送るLOLに喜んで変顔をしてくれてた。

「ヨン様が好きじゃないんなら僕のことも好きじゃないってこと?」

KuriはKuriじゃん。
だから嫌いじゃないよ(友達以上に好きだとは思わないけど)

こうやってKuriと中身のない話をするのが好きだった。
真剣な話になるとKuriとはいつも意見が食い違ってKuriが噛み付いてくる。
授業中そうするみたいに、2人隣に座って、落書きしあったり目配せしあったりするのが好きだった。
Kuriは女の子みんなと仲が良いから、私が一緒にいても誰も何も言わなくて、それが心地よかったんだと思う。

だけど、この頃はうんざりするほど彼から連絡が来るようになっていて。
ほとんど毎日のように放課後、今何してるの?だとか暇だからMSNオンラインになってよだとか、メッセージを無視するとすかさず電話がかかってくるなどしてしつこかったとさえ思っていたらしい


この翌日の土日はFちゃん、ソフィアちゃん、Sおりちゃんのお決まり4人組にプラスして、FちゃんのシェアメイトのYちゃん(香港人)とお泊まり会をした。いろいろお泊まり会をして記憶に薄いけどソフィアちゃんの家に今回は泊まったらしい。
※プリクラ帳を見るとYちゃんのいるお泊まりをしたのはもっと先の4月の話だった。だからこの先に話すこともこの時系列じゃないかもしれない


楽しんでた。楽しみ方が今まで一緒に遊びに行った女の子たちとは違くて、それに少し違和感も感じたりしてはいたけど。

特にソフィアちゃんは、この頃の日本の女子高生!という感じでだったと思う。
女の子の友達同士の友情が熱すぎてよくソフィアちゃん、Sおりちゃん、Fちゃんで疑似恋愛ごっこみたいなことをしていた。
私は女の子同士で手を絡めるとか、過度なスキンシップが昔から苦手でいつも一歩引いたところで見ていた気がする。

ソフィアちゃんのお家で、ソフィアちゃんのお母さん監視のもと海苔巻きや、えげつない量のポテトサラダを作った。
記憶ではソフィアちゃんのお母さんが作った春巻きもあってにんじんだかなんだかが入っててとても美味しかった。

ループでいう「じゃがいも」は二学年上のBrowくんのこと。
じゃがーーー!!!!と言いながら食べた記憶はすっごいある

記憶が正しければ、料理上手なFちゃんの同居人Yちゃんはかブルーベリーチーズケーキを作ってきてくれてコンドミニアムのプールサイドに持って行って食べたような気がする。

食事中に、Sarryは日本語を喋ってても「R」と「L」の発音が残ってるのがわかる。ここにいる日本人とは違う発音だなっておもうとYちゃんから言われたことが トーリービアー だったので鮮明に残っている。

もう正しい時系列がわからないので、この時だと過程すると、この日の晩私はポロッとソフィアちゃんたちに最近またKuriからの連絡が止まらないことを愚痴った。
何回も何回も何してるのってうざいんだよね。
Kuriはミドルスクールの頃から好きになったりそうじゃなくなったりを繰り返してきてその度に連絡が増える。今回もそうだったりするのかなー。本当は他に好きな子がいるのにすぐコロコロ変わるんだよね。

当時、私は知らなかったけどKuriはソフィアちゃんともMSNでよく話すようになっていてソフィアちゃんはソフィアちゃんでそんなKuriのことが気になっていたらしい。

ソフィアちゃんのことが大好きなFちゃんが、陰ながらムカっとしていて私を要注意人物として警戒するようになる。
なぜなら所詮私は、彼女の彼氏を陰ながら「奪った」子だし人に流される「意思のない」子だから。

そんな話をする中でもKuriからSMSが来ていた気がする。
本当の本当に、Kuriから連絡が来るのに。


何があったのか、3月5日 日曜日 お泊まりが終わってからなのか、私はIちゃんに突発的にSMSを送った。
何かの衝動に駆られてこのメッセージを送ったのは覚えてるー

I think I love him. I can’t live without him  

図らずもなのか、脳内にずっとこびり付いていたのか、Eくんと付き合う前にIちゃんに言っていた言葉と同じだった。


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