Grade 9: Second Semester - Proximal Yet Long Distance Love Part 2
後半というか、スターフィッシュくんにバトンが渡る前のSugarちゃんとの会話。
あまり話せてないのー?なんでー?に対して、正直にEくんが変わったと思うと言うことを打ち明けた。
毎回毎回Sugarちゃんに助けてもらって、Sugarちゃんを「お節介」ポジションに立たせることが罪悪感で、
「あたしから、それとなくEくんに伝えとこうか?」の提案は大丈夫だよ。とお断りした。
MLBくんはSugarちゃんやEくん、スターフィッシュくんと同じ学年で日本人の男の中では英語も1番できたし男の子たちのボスのようなポジションだった。
スターフィッシュくんやEくんが強くSugarちゃんに出れない反面、MLBくんは長い付き合いがあるからこそSugarちゃんとよく言い争うことがあった。
嫌われてるしぃーw
それで代わりにスターフィッシュくんから言ってもらおうか、どことなーく。ということになった。
私の人生が簡単に進むようにSugarちゃんはいつも道路を整えてくれた。
ここのところのEくんのことはよくわかりません。と茶化し半分にいったら、「それはよくないよね。Sarryちゃんが1番わかってるべきじゃん。ほんとは」と真面目に回答があった。
Eくんは自分の中にあるモヤモヤだったり、嬉しいことだったりをちゃんと話す相手がいるのだろうか、誰に話してるんだろうか、と私は気にしてた。
前回の記事の通り、スターフィッシュくんもEくんのことをそん名に知らないのであれば、一体誰が彼のことを知っているんだろうと。
誰に聞けばEくんの気持ちが知れるのか知りたかったんだと思う。
え、MLB(に言ってんじゃん)?w と冗談めかすSugarちゃん。
そしてすぐに真面目に返す時のいつものトーンに戻る。
「うーーーーーーーむ 言えてないのかな」と悶々とする私。
この言い回しが完全にEくんとマッチしていて元々の私がこれなのか、E君に影響を受けての私なのかがもはやわからない。
12月までのEくんとは打って変わって、今は近くにいるのに、とても遠く感じてた。まるで知らない人だった。
この当時から1年くらい後に「近距離恋愛」という曲に出会う。
別の人との状況と重ねて聞いていた気もするし、この頃の気持ちも思い出して聞いてたような気もする。
すれ違いがあるたびにこの曲を思い出すような気がする。
この曲の歌詞を改めて確認すると、決してネガティブな曲ではなくてなかなか会えないけどお互いを想い合ってるから大丈夫といった前向きな曲だったことに驚いた。
Eくんは体調不良で連絡するのは憚れたし、負担になりたくなかった。
積極的なSugarちゃんは、きっとホームステイで寂しいからおかゆもってお家行ってあげたら喜んでくれるかもー♡と言うけど、Eくんのホームステイ先は敷地に入るのに鍵が必要だし、押しかけてもきっと困るだけだよっとできなかった。できるわけがなかった。
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