Grade 9 Activity Week - A Week of Adventures in New Zealand (Part1)
ヘッダー写真は当時の携帯で撮影した夕日からの夜空。
オーストラリアもそうだったけど本当に綺麗だった。
ニュージーランドのどこにいったのかさえ記憶にない。おそらくオークランド。
だけどずっと自然の中にいたので街灯一つもないようなところで、初めて見る大群の星空で手を伸ばせば掴めそうなくらい近くに見えた。
11月27日 日曜日の、たぶん深夜12:00とかにとりあえず夜の遅い時間に空港に着いた。
20人くらいがこのアクティビティに参加したんじゃないかな。
こんな時間に、しかも私服で、このメンツと空港にいるのが新鮮すぎて全員テンションがあがってた。
この頃はというとIちゃんが持ち前のお節介ぶりを発揮していて同学年の男子からまともに相手にされていない時で。
「誰とも過ごす人がいないかもしれない」とIちゃんは心配していた時でもあった。(持ち前の明るさと人懐っこさで人一倍楽しんではいたので心配無用)
この頃同学年のJapanese boysたち、特にもやしとHageと身内ネタがたくさんあって、ありとあらゆるものがくだらなくて面白かった。
もやしはIQの高さゆえか独特な表現や言い回しがぶっ飛んでて面白かったし、Hageはノリが良かったのでこの2人と軽いノリで過ごすのは楽しかった。
この空港でも何かしら目についたものから話を膨らませ文字通り「転がりながら」笑った。
たぶん、他人から見るとうちらのこの団体めちゃくちゃ不思議なんだろうね、だとか引率の先生が親で、自分たちは兄妹だねって話だったり、「エスカレーターに乗ってる人」のパントマイムをしたりたったそれだけなのに涙が出るほど笑ったな。
笑いの衝撃で腰が砕けてところ構わず地べたに座り込んでよく笑ってた。そんな私をHageが拾いに来たりして。
もちろん飛行機のチケットにはそれぞれ座席が指定されていたけど、私たちは好き勝手に席を交換して一緒に座りたい人と座った。と思う。行きの記憶がうっすらとしかないけど…
この旅中、HageはFちゃんと、マッチョはとんぼちゃんと共に行動して、私ともやしは相手がいないので自動的にペアを組んで共に行動することが増える。
日本人だけで固まっていっつも行動していた。今思うとIちゃんに申し訳ないほどに。
飛行機を一度乗り換えてやっと現地についた。
12時間くらいかかってた気がする。
一部ミドルスクールの子たちも同じ行き先で、飛行機に乗る前に私と当時まだGrade8だった親友の子(Grade8のActivity Week編でも少し触れた子。後々ちゃんと紹介します)と座席何番だったーーー?!?と話してできるだけ近くに座ろうとしてたかもしれない。
ミドルスクールの子達はサイクリングで、ハイスクールの人はラフティングなので空港で別れた。
私たちは数台のミニバンに別れてニュージーランドの川が囲む山(崖)地に移動した。
車を降りると、Leadership campのときも引率でいた男性ツアーガイドと現地のツアーコンダクターのニュージーのガッチリとし男性3名、女性1名、10代の男性1名が待ち受けていた。
川辺にはラフティングボートが5艘ほど並んでいた。
まずは腕鳴らしで、ラフティングの乗り方を練習した。
じゃないと乗り方なんてわからないし…
1つのボートに5〜6人が定員で、グループに分かれることになった。当然のように私たち日本人グループは一つのチームになった。基本的にずっとこのチームで行動するので旅中仲が深まったのは言うまでもない。
ある程度緩やかな川を下った後、広大な野原に移動してガイドが「今日はここで寝るからテント作るぞー」と指示した。
野原の向こうのほうには羊が群れを作っていた。
何もかもが初めての経験。
私たちはラフティングしたチームで分担しあってテントを組み立てた。
本来はテントで寝泊まりするメンバーは事前に先生が決めていて、当たり前だけど女の子は女の子同士で。男の子は男の子同士じゃないといけなかった。
私はIちゃんとフランス人のLちゃんと確か同じテントで。
だけど二日目の夜だったか、私たちJapaneseグループは一つのテントに5人でぎゅうぎゅうになって集まり、怖い話をしていた。
あまりにもやしが騒いだり、Fちゃんととんぼちゃんがきゃーきゃー叫ぶので周りの生徒や引率の先生に静かにするように怒られた。
(怖い話をしてるのを察した最高学年のベトナム人の先輩が、外から私たちのテントに忍び寄ってHageを驚かさせたこともあったな)
私たちがあまりにも自由に行動するので先生たちも目を瞑ってくれるようになった。ただし学校でこのことは言うなと口止めされつつ。
最終的に、とんぼちゃんとFちゃんのテントを荷物置きにし、もやし・マッチョ・Hageのテントに5人でそれぞれ寝袋に入って雑魚寝したのが強烈に記憶に残っている。
このActivity中の食事は超アウトドアでフリーズドライのものだけだった。
パウダー状のなにかを鍋に入れ水を混ぜて火にかけて「食べ物」に戻すというものだった。
はっきし言って見た目がよくない。
そして得体の知らないものすぎた。
決して不味いわけではないけど、普通のご飯があったら迷わずそっちを食べるよねといったかんじ。
フリーズドライのパスタと、いっちょまえにブルーベリージャムの何かが入ったパンケーキっぽい謎なデザートもあった。
初日は現地ガイドが用意してくれてた普通の食事があったと思う。だけど二日目から「これはアウトドアの旅だ!アウトドアにこんな食事はない!」とLeadership Campのときにもいたハゲ頭(失礼)ツアーガイドが声高らかに主張して上記のドライフードになったというわけ。
モヤシ風にいうと うわ、きーーーーーーーーっしょ。おはじけになられてるね である。
この「食事」の用意と洗い物はラフティングのチームで順にすることになっていた。(ラフティングチームはそれぞれ数字で呼んでた気がするけど私たちはJapanese boatって言われてたような気がしてきた)
毎朝ラフティングに乗って川を下り、昼食をとり、またラフティングをして。といった日々だった。
ボートを川辺にあげて、片付けて、夜はご飯の準備が整うまで自由時間だった。
そんなある日川に大きな魚が泳いでるのを見つけて私たちJapaneseはそれを眺めてた。
そんな私たちに1人バングラデシュ人の先輩(男性)が、近づいて:
Hey, are you guys thinking of eating sushi? I don’t like sushi.
といった。
Har Har, we don’t always go eat sushi 😒とかごく普通に返したんだろう。
日本人=寿司 魚=寿司 と安易におちょくられるのが心底嫌いだった。
今の自分だったら then you go look for the spices to cook curry. Har har har!!って言うだろうに。生意気が足りてなかったですね〜