Side Story: Just a Thought
高校を卒業する年につくった、今までの思い出の曲プレイリストを何気なく思い出して、数年前、iPhoneでも作った。
その頃から大学、社会人になっても使っていたiPodクラシックと睨めっこしながら。
このNotesを休まず書き溜めていた時、よくこのプレイリストを聴いては、別の曲を思い出したり今まで避けてた人との思い出の曲を追加したり、削除したり、20年近く経ってしまってアーティストたちがセルフカバーした曲なんかもあって今ではなんと120曲もある。
今もまたふと、そのプレイリストを流しながらこれを書いている。
EXILEのただ逢いたくて。これを聴くとEくんと別れてすぐの頃、市バスの後部座席に座って聴いていた日があったことを思い出す。エアコンががんがん効いていて、少し結露がついた窓から外を眺めてEくんに会いたいと思っていたっけ。
いつか、同じようにバスで別の曲を聴いている時にふと外を見た時にEくんがバス停に立ってたことがあった。
たぶん、彼も私に気づいたように思う。
だけど挨拶を交わすでもなくて、ただ窓で隔たれていた。
倖田來未のyou。
私の住んでた場所では真夏だったけど、カレンダー的には一般的に冬。「雪の景色でみる止まった世界」。歌詞に共感してよくカラオケで歌ってた記憶がある。
唐突に流れてくるand I love youにはいつでも心臓が止まりそうになる。どれだけカラオケで歌っても、聞き倒しても、このプレイリストでくるand I love youは格別なパワーを持っている。
ふと、私はEくんの何が好きだったんだろうと考える。
別に見た目が好きだったわけでもない。後半はいつも不機嫌そうでとっつきにくくて、ネガティブすぎてとても付き合いにくかった。だけど私はずっと彼に同情と共感してしまっていて、あの時は認めはしなかったけどいつでも彼の姿を目で追っていた。
男友達とじゃれてるとき、女の子と楽しそうに笑ってる時、彼が幸せそうだった時とても安心したし嬉しかった。
彼が今は幸せにやっているといいな、と心から思う。
だけど、私のことも忘れないでいてくれるといいな、たまにふとした瞬間に思い出してくれると良いな、と。
あの時、嫌でもみんなにすれ違う環境にいた頃が懐かしいね
Mr.Childrenからこの曲が発表された時、確実にand Inlove youのアナザーソングだと思った。
「信じて疑って」
「飛び越えた」
繰り返される「I miss you」
and I love youに歌詞と同じフレーズが散りばめられている。全てをand I love youに紐づけて考察してしまい、私は今でもあの頃の呪縛から完全には解け切れてない。
いつか本当にSugarちゃん、Marioくん、私、Eくんと集まれる日を信じて。
あの頃はああだったね、どう思ってたの?懐かしいね。そう言えますように。
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