Grade 9-Second Semester: Sugar mellow
特にこれといった構成もなく、主要人物とのログと記憶を軸に時系列で振り返ってきていたわけだけどやっと来ましたSugarちゃんとのSarrystopper編!
私お待ちかね。
一個上の学年、つまりEくんやFちゃんと同じ学年のSugarちゃんは当時,イケイケの外国人グループに属していてタバコを吸ったりお酒を飲んだり、クラブに通い詰めたりとアメリカのスクールドラマとかでよく見る「あの」感じまんまという印象があった。
(母国でのLegal ageは18歳。Sugarちゃんの名誉のためにも言うけど彼女だけは常習的にタバコを吸ったりとかはなかったらしい「これだけは自慢なの!」と言っていた)
別にいじめっ子とかではないけど、意思表示がはっきりしていて声が大きくて、男女隔てなく話しかける「日本人」ではあまり見かけないタイプの子なゆえ他の日本人からは一歩距離を置かれていた。
ミドルスクールの頃からSugarちゃんのことは知っていたけど、お化粧をしたりエビアンの化粧水を使っていたりと大人びた様子が一歳差なだけとは到底思えなくて、私もSugarちゃんとはあまり絡むことがなく過ごしていた。
それが…
2月23日 木曜日
Hageから元気か?とメールが届いた日の傍、Sugarちゃんからものすごく久々にMSNで話しかけられた。
Eくんと別れたということを聞きつけたSugarちゃんが、私がどうしてるか様子を伺いにきたんだと思う。
Eくんがやさぐれていることは同級生のSugarちゃんならすぐわかったはずだ。(それにSugarちゃんはミドルスクールからの付き合いでMLBくんとも仲が良かったし)
Sugarちゃんの本題は、「EくんのMSNのニックネーム、いつも意味深なのがあるけどあれ書かれてる本人はどういう気持ちなのー?」だった。
今もなお続くEくんの詩的なニックネームの対象が私だと思ってるSugarちゃんに、切り込んだ。
もう別れていることもバレているなら仕方がない。
ソフィアちゃんと並行してMSNの会話が続く傍、Sugarちゃんとも会話を続けた。
相当ずっと気になってたんだと思う。
Eくんもみんなも何か言ってるんじゃないかと知りたかった。
ソフィアちゃんもSおりちゃんも男の子たちとはそこまで仲が良いように思えなかったので彼女たちが知らないだけなんじゃないかと思っていた。
頭の回転が人より速いSugarちゃんは、この一言で私が今1番気にしてるのは「周りからどう見られてるんだろう」ということなんだ。とすぐ理解したと思う。
行ったり来たりグルグル同じ思考を巡る私に、会話の終盤にSugarちゃんはこう言ってた。
「あたしがSarryちゃんの味方だよ」
ソフィアちゃんやSおりちゃんやIちゃんからもたくさん話を聞いてもらって楽にはなっていたけど、1番Eくんたちと距離が近くて1番自分と距離が遠いと思っていたSugarちゃんの言葉はとても説得力があって一気にSugarちゃんのことが好きになった。
Sugarちゃんは信用できるかも、、そう思った。
Sugarちゃんからはたくさんの情報も、たくさんの名言ももらった。その言葉は今でも大切にしている。
ハイスクール序盤から大きな障害に躓いた私だったけど4年間を強く芯を持って過ごせたのはSugarちゃんのおかげだったとおもう。
それらをここでも書けたらと思っている。
続け!
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