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Grade 9: Final Semester - Gradually tripping down again

側から見ると充実してた時かもしれない。
けど、心の内はドロドロでどんどん落ち込み始めていた。
年齢的な不安定さ故かもしれない。とにかく、自己嫌悪がすごかった。

あいも変わらず 5月7日 日曜日

EくんのMSNのニックネームは"people don't be miserable like me" (みなさん僕ちんみたいに惨めになるなや!)だった。それをみたIちゃんは大爆笑してた。

この頃、この記事でも触れたように

スターフィッシュくんが日本人の先輩たちと仲違いになってるような気がしていた。
いつもみんな固まって行動してたのが、スターフィッシュくんだけ明らか1人だった。
Eくんだけがずっとスターフィッシュくんの側にいてるような気がした。
Iちゃんとは、一瞬Sugarちゃんと付き合ったスターフィッシュくんのことをMarioくんがよく思わなかったんじゃないだろうか、と憶測を立てた。
Hageのことに関しても、いつもコロコロと態度を変えているように感じていて、それがすごく目についた。
昨日まで仲良く戯れていた人と、こんなすぐに裏切るようなことができるもんだと憶測を勝手に立てたのは自分なのに、なんだか1人勝手にダメージを負っていた。
よってこの日の私のMSNニックネームは

みんなせこく生きていこうね

昨日の「かげでコソコソするより堂々としてた方がいいじゃん」に続く言葉だった。
このニックネームにした途端、Hageから話しかけられ、それってG10-12の人たちのことやろ?と聞かれたので、正直にそうだと答える。
きっと、っということは何かしらの仲間割れがあったことにはあったんだろうとおもう。

最後まで文句を言わせてくれなかったことにむかついた。
Hageだって三角関係のアレで、その対象になったはずなのに全てを流して先輩に媚び売っている感じが気に食わなかった。

5月9日 火曜日

悪口や仲間外れ疑惑のことでまだ、なのか、何かを見聞きしてまたモヤモヤしていた。
この日自分の家庭教師が始まるまでの時間、なぜか(家庭教師だけど先生の自宅にいくスタイル)教師と同じコンドミニアムに住んでた私の家で時間を潰したいといわれて我が家に踏み入れたマッチョにMSNで愚痴をこぼしていた。
マッチョには相変わらず思っているどす黒い毒を吐くことができた。

ここ最近、Hageからの“付き纏い”がすごくて、どこに行くにもついてくるHageに嫌気を指してた私。
マッチョも私のいるところに常にHageがいることに気づいていて、よく心配していた。この話はまた次のタイミングにでも。
きっとHageが訪れたことのない地に一歩先に足を踏み入れることでマウントを取るつもりだったのだろうけど、「このことはHageに言わないでw 来たがるかもだから」と言われた

自分が嫌い。そうこぼす私にマッチョが相槌を打つ。

Sarryみてると我慢してるってかんじかな

言いたいこと(悪口をいう自分)を我慢して、裏の顔を見せないようにしてるとマッチョは解釈した。
そんな側面を俺やMoyashiは堂々と出してるけど、Sarryは隠そうとしちゃうんだね、と。

悪態ついてるのは表の顔で、でもそんな自分に罪悪感を人知れず抱えてるのが裏の顔だと思ったし、そんなナイーブで「良い子」は消えてなくなってしまえと思った。

Sugarちゃんとの会話でも言っている。

そんなに文句が言いたいんなら正面から言えば良いのに、いつまでも影でちくちく言って、なんもあいつ変わんねーなwとかって言い合ってる人たちを見て頭が悪い人たち。と貶していた。
だけど、そうやってその人たちのことを他の人たちに嫌だ。嫌いだ。と言っていること時点で私も彼らと変わらないことに気がついてしまった。

いつでもいうけど何を言っても話を先入観なしに聞いてくれるSugarちゃんの存在が嬉しい。お互いに言いたいことを話せる、わかってもらえる。そんな関係だった。

Sugarちゃんの持論は私の中でもしっくりくるものが多くて、人生に指針になったなあ

具体的に何が引っかかってるんだろう。
Sugarちゃんと話してるうちに少しずつ理由がわかってきた。

嫌ってるのかな?と他人のやり取りをみて気にする自分も嫌だし、自分に対しての笑顔も信じれなくなっていて嫌になった。
そんな私に、学校生活が誰かが理由でしんどいと感じているのか確認してくれるSugarちゃんの心強さ

私の言語化できないところもピックアップしてくれる。

「自分がいなくなったら」の世界を想像するのは今だって同じだってことに気付かされる。

あたしも去年そんなときあったよー とSugarちゃん。
年齢的なものもあったのかもしれないよね、と。

行き着くところはやはりEくんとのことだったのかもしれない
結局のところ、Eくんとの別れが傷をつけたのは間違いなさそうだった
のりきるかー!
がんばろー!
Sugarちゃん気がついたら大丈夫だったんでしょー?

あんまりしらない子と遊ぶようにしてたら平気になってたw 気が紛れたんだろうね。
あ Sarryちゃんこんどあそぼーね :) とSugarちゃんは言ってくれた。
「あたしもあったよ」の言葉が少し助けになった。

そもそも自分も実は嫌われているけど、気づかれないように愛想笑いされてるだけなのかもしれない。と疑心暗鬼になったのは、この前日か何かにHageから電話が来て話した時にMarioくんが「言ってたらしい」話を聞かされたからだったらしい。

Marioに?
Sugar:かなりSarryちゃんはいー子だと宣伝してるからねw
逆にFちゃんらへんのことは(性格悪いってあたしが宣伝してるからww)
Sarry: でもHageからそういう話聞いちゃったw
Eくんと付き合ってた時に、「Eが俺の嫌いな子と付き合ってるからなんとかかんとかー」って言ってるの聞いたんよな。とHageが言っていたらしい

わからないけど、Marioくんが私を目につけるゆわれはないし、なんならMarioくんのことは私がハイスクールにあがる一年前から互いに面識があったし、その時点でだいぶ面倒を見てもらったので嫌われるはずはなかったとは思う。

Hageはそうやってまた不安を煽ってくるんだ。

この日はKuriとも同じ話をした。
学校のランチタイムに、Iちゃんに対しても私はいつも2番目。みんな口にしてくるほど本当は大切には思ってない。だから簡単に捨てることができるんだ。とウダウダぶちまけていて、それを私たちのいるエリアの近くにあるゴミ箱に寄りかかりながら、Kuriは聞き耳を立ててた。
-Kuriが心配しているのを私は知っていた。

「今日のランチタイムにIと話してたこと。あれって一体何事なの」とチャット開始して早々に聞く。

K: 君が2番とかなんとかって話
S: 自分がそんな思うほど本当は重要な存在じゃないってこと
K: でもIにそんな話今日してなかった?
S: 自分が別に重要じゃないってこと?
K: でもなんでそんなこといったの?
S: わかんないけど〜自分がこの学校から急に姿消しても何も変わんないんだろうなって思っただけ
K: うん、それは僕もめっちゃ考えるけど
K: でも君が気づいてないのは、人は君のこと必要としてるよ。誰かは君のことをすごく必要としてるかもしれない。一部の人はそこまでだとしても
K: 君が死んだら誰がHappyになると思うのさ
誰もいないよ 僕はー
S: まあ誰かは嬉しいと思うんじゃない

たぶん、この世(学校)には私のことを心底嫌ってる人がいるはずで、きっと私が消えていなくなる日を心待ちにしてる人がいるはずなんだと根拠もなくなぜか思っていたのかもしれない。
こんな考えは、実はGrade10にあがってすぐもきっと持っていた。それは覚えてる。

K: じゃあもし死んでも何も変わらないって君は思ってるんだ。
でも周りは激変するよ。例えばHage。(きっと悲しむと思う。僕だって。みんなそう)

時々「死にたい」とこぼしてくるKuriにくせに、いざ私がそうなるとたくさん励ましに来た。
そうやって私たちはずっと思春期時代を支え合ってきたのかもしれない。

K: みんな完璧じゃないよ、Sarry
気に病まないで。

So now it’s out of your system right?
もう気持ちは吐き出したでしょ?

とKuri。最後の最後まで付き合ってくれた。






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