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Grade 9-Second Semester: What we need is a proper conversation (POV of I)

2月26日 日曜日

バンド合宿の2日目が無事終わり、帰宅した夜、いつものようにMSNでオンラインになっていた。

メールを発見して、Sugarちゃんが送ってくれていたEくんとの会話ログを読み始めていた。また、同時にSugarちゃんがEくんと話したことやその会話の内容をIちゃんにも教えていた。
Sugarちゃんには正直に自分の気持ちを打ち明けていることに驚いたり、私がEくんのことを好きだったこと何もわかっていなくてムカついたり、私と同じ気持ちだったことを知って苦しくなった。

一通りの内容を把握したIちゃんは、「本当にEはSarryのこと待ってるんだね。MSNのニックネームとか、本当にSarryのに反応していたんだよ。Sarryと同じことを思っていて、まだ大好きなんだよ。まだEは待ってるんだよ…。そして、たぶんあなた達のことを話したがってるんだよ。Sarryが行動するのを待ってるんだよ、、、。Eって本当に優しい人だね。とコメントした。

ただ、私としてはもう何度もHageではなくてEくんが好きだと伝えていた、伝えたつもりだったのに今になってもまだEくんはHageのことが好きだったんでしょ、と言っている。
私がいつもMSNで2人のことを話そうとすると明らかに不機嫌になる。学校では私のことを避ける。
もう何を言ったって何をやったってSugarちゃんやIちゃんを通さないと無駄じゃないかと怒った。
私が言ったことには聞く耳を持たないし、私の気持ちを理解しようともしない。
確かに前回はE君が全て行動を起こしたけど、それがどれだけ私にとって難しいことかEくんは分からない。
だったらヨリを戻すとか戻さないとか、もう意味なくない?

必要なのはヨリを戻すか戻さないかの話なのかはわからない。だけど、やっぱり私はあなたたち2人のことを信じているとIちゃんは言う。

お互いのことを信じて、理解しようとしたら絶対2人はまた上手くいく。分からないけどそう思う


そして、本当に心から友達の恋を応援したいと思ったのはこれが初めてだといった。

反比例してどんどん引き離された気持ちになる私は更に怒りをぶちまける。

Eくんにはわかってもらえないよ。
彼の頭の中はいつでも「Sarryちゃんは俺の気持ちなんか考えてくれない」そのフィルターを外して私を見てくれることなんて一切ない。

私がなんと言おうと彼は理解しないよ。
少なくとも今まで彼は何も理解してない
誰かが代わりに言ったらやっと理解するんだよ。Fucking Sarryが思ってることはなんなのかって。
Iちゃん: 続けて。言いたいこと全部いっちゃいな

Iちゃんは並行してEくんに話しかけていて、Eくんと他日本人先輩たちでやっているバンドの話をしたりしていた。
そして話はいつのまにか私のことに。
昨晩、Sugarちゃんとこのことで話したことをEくんから打ち明けてきたらしい。そして、Iちゃんにも同じように混乱していること、話したほうがいいと言われたことなど伝えたんだと。
そして、おそらくだけどIちゃんはEくんに、Sarryとまた付き合いたいと思う?と聞いたのかもしれない。
IちゃんからEくんの発言がコピーして貼り付けられてくる。

Sarryちゃんから一回同じこと聞かれたと思う。けど、その時は答えられんかった。難しいよ

今になってEがSarryが他に何を言ってるのか知りたがってるよ!!!!とIちゃんが報告する。

今更なんなんだよ、と思った。
さっきまで私がIちゃんに垂れ流したこと全部、言っちゃっていいよ。それかもう会話を全部送っていいよと伝えた。
知りたいんだろ?だったら教えてやるよ。
ついでにどんだけ性格悪い子やったんやって幻滅すればいいんだと。


私がどう思っているのかを説明するIちゃん

「Eは本当に会話を見たがってて、Sarryと話たがってる。本当に送っちゃってもいいの?
関係ない内容だったり、SugarちゃんがEくんとの会話を送ってくれたことは省くけど。」と何度も確認してくれるIちゃん。
いいよ。Sugarちゃんにとばっちりがいかない内容であれば全部伝わってしまえと思っていた。


Sarryちゃんに話したほうがいいのかなぁ
Sarryちゃんに怒ってなんかないよって.....…

Sugarちゃんと話してたこともあって、やっぱり俺から話したほうがいいんかなあと悩んでいたのかもね

なかなかに説明しにくいこともあって、IちゃんがEくんに、「Sarryとの会話ログ読む?」と聞いた。
「もしいいなら見せて欲しい」と答えるEくん。

私との会話で、すぐにEが話しかけてくると思う。TALK KINDLY!!とIちゃんが釘を刺してきた。


Iちゃんは、Eはこの話題になるとすっごいわかんなくなるって言ってた。
Eもどうしたらいいのかわからなくて同じ気持ちなんだよ、と私を宥める。

うん。だけどそれは彼だけじゃないって、彼自身が理解しないといけないよ。と私


Iちゃんが編集した私との会話を、読み終わったEくんがIちゃんとの会話でため息をついた。

Sarryちゃんが俺のことどう思ってんのか分からん
Sarryちゃんの何を知って欲しいっておもってるん?
私: ばっかじゃないの??はぁ?もしもーーし

当時のEくんの英語力が伸びきっていないこともあってか、Eくんが意図したようには私たちには伝わらなかった。
「自分が何を言っても無駄だ。SugarちゃんやIちゃんを経由しないと話もまともに聞いてもらえない」と私の怒りは助長されるばかり。

余談だけど「HELLO」と大文字で畳み掛けるこの私の爆発ぶりは切れた時のKuriにそっくりだ。
こんなところを私は影響を受けていたのか・・・


そうこう言っている間に、Eくんからピコンとチャットが来た。

E: こんばんわ
S: こんばんは
E: あっうん。。。
ミュージックキャンプおもしろかったなーとおもうのはおれだけかなー?wはは
S: あーうーん楽しかったけども手痛くなったぞ?
E: はははw ちょっと練習時間ながいなー。唇いたいよーwみたいな
S: うん 指あざできたもん みーんなだけど
E: ははは そっか。ごめん ちゃんと話しよっか 

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